大好きな漫画家さん、夏芽あこさんの唯一の連載コミックです。前後編があるものはあるのですが、1巻とついているのはおそらくこれだけ。
お話は、母親がいない子供を不憫に思って、イケメン刑事のお父さんが、お母さんの役もこなしてしまうというお話。
表紙の女性は、女装したお母さん。1巻のうちは、このお父さんが女装をするというのが、小泉さんちの家庭の事情です。
1話目放任主義のお父さんとお母さんに愛されていないと感じで家出をしてきた女の子が男の人に絡まれているところをなずな(主人公かな?)が助け、なずなの家に連れて帰るお話。
二人で買い物にでたところ、強盗のような男にでくわし、果敢に立ち向かっていったなずなはおなかをさされてしまいます。そこに女装したお父さんなつきが助けにきて。
人質にとられている娘をTVでみて、家出娘のご両親が心配してかけつけてきたのをみて、家出娘は二人に愛されていることを理解し、家に帰ります。
このイケメン刑事のお父さん、本当に男の時はかっこいい。やさしくって娘思いで。しかも女装すれば、モデル並みの長身のべっぴんさん。
最近、おねえきゃらがはやっているから小泉さんちの家庭の事情、いまさらながらにドラマ化してくれたもいいのにな~。
おすすめだけどな~。
私ってばおかま漫画が結構好きなようで、
両親が逆転しているお話。娘は男だか女だかどっちかわかりません。
主人公はおかまの彼が好きで、おかまの彼は主人公の男友達が好きで、男友達は主人公が好きという三角関係のお話です。
でも、おかま漫画書く時って、男と女の書き分けがしっかりできないとNGですよね。
その点、この3作品OKです。男の時も女のときも同じ人にちゃんと見えます。
特に、北条司さんはさすがですね。娘だと思っていた子が男になったとき、うまくかき分けています。画力がすごいな~。男女がたくさんでてくるので、ほんと、感心させられる画力の漫画です。