6/15公開のおれはまだ本気だしていないだけの堤真一さんと福田監督がインタビュー時に撮影にいたる裏話を暴露した。
福田監督は映画化に際し、
主人公のシズオは絶対堤さんで!と思ったそうです。
これを
この方でやろうというのですから、驚きです。
ですから、堤さんで!堤さんで!とはいっていたものの、正直1割半くらいの期待しか持っていなかったそうです。
ところが、堤さんに話をもっていったところ
「これは俺じゃない!」と思ったけど、「どうせ通らないから良いですよ。原作者がNOと言うに決まってますから」
と答えたそうです。
ここで福田監督は
「絶対通る自信がありました」と思ったですが、堤さんは「絶対通らない自信があった」とお互い、自信満々だたようです。
原作者さんからは許諾がおりたのですが、堤さんのスケジュールの都合がつかず、2年先になってしまうという事態に。
堤さんは、これでこの企画はなくなるだろうと思ったそうですが、
原作者さんから『堤さんじゃないと駄目だ』と言われてしまったそうです。
堤さんも「これはもう、やるしかない」と思い、撮影にのぞんだとのこと。
福田監督は、コミック原作の映画を撮るうえでの楽しみの一つは、キャスティングにあるといっています。
「主人公を、原作と似ても似つかない役者さんがやって、こんなに面白い!と言われることが一番の喜びです。」と語っています。
堤さんの意外な役といえば
ガリレオ~容疑者Xの献身~
ですよね。
これも、犯人役が小説では全くイメージが違うそうです
が、
堤さん、見事に演じきりました。
やまとなでしこやSP、恋ノチカラの、かっこいい役どころから、この気持ち悪い役への転身。
ほんと、ストーカーちっくな不気味な奴にみえました。
ザ・俳優ですね。正直、容疑者Xの献身は堤さんの演技になかされました。
その堤さんが演じるのですから、みごとにシズオを演じきってくれていることでしょう。
賛否両論がありますが、
「俺はまだ本気出してないだけ」
この、タイトルだけでも十分気になる映画です。
私もいっつも思っています。
私はまだ本気出してないだけ。
じゃあ、いつ本気だすんだよっ!
といわれそうですが。