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エンジェル・ハート 2ndシーズン 6巻 感想


エンジェルハート 2ndシーズンの6巻がでました~。
最近買い続けてる漫画の中でも発売日が楽しみな作品の一つです。
絵のクオリティ、話のクオリティなにをとっても、超一流だと思っています。
きちんと時事ネタをとりいれているあたりもすごいです。
アマゾンのレビューなどをみても高評価。
納得の高評価です。
今回は前回からの続き、レェク神の目のお話の完結編と信宏の足長おじさん編です。
以下ネタバレあり


レェク神の目の物語は、目を返してしまってからはお金に関してはさっぱりになってしまった、金城。
自分の腎臓を移植を願い出た相手は元彼女。
ドナーとレシピエントは絶対に公開しあってはいけないのですが、ま、そこは漫画。
素性を明かさないという約束で顔を見せずに対面します。
そこで、彼女は、自分が死を迎える体だと思っていたから、元彼にひどいことをして別れたという話をします。元彼=金城なのですが、それが彼とは知らず。
その彼と別れてしまった今、生をあたえらえ生きながらえて正直なにを術にしたらいいのかとまどっているが、もらった命を大切に生きていきますという話をします。
ここで、お互い名乗りあうことはないのですが、遼が金城のかわりに
「君はその彼に会いに行った方がいい」
と助言。
数か月後めでたく彼女な金城にあいにいくでハッピーエンドです。
カメ子のネタにはふれられてなかったけど、どーなったのカメ子?
信宏の足長おじさん編は、震災ものです。
震災にあって、東京にきた少年の家にはお金がなく、サッカーを続けるためのレッスン費などをはらえないので、サッカーをあきらめようとしている姿をみて、信宏が足長おじさんになるというもの。
海坊主にかくれてこそこそがんばっていた信宏ですが、みきにばれ、香宝にばれ、海坊主たちにもばれといった感じです。
そんな心優しき子に育ってくれたことに海坊主は号泣です。
さらに、信宏は海坊主の誕生日のために別にお金をためていますが、これが、サッカーの遠征費やら、香宝のバイト先でのへま(へまというか怒り爆発)の弁償のため、パー。
信宏は肩たたき券という子供だましなものしかあげられません。
でも、海坊主にはそれがたまらなくうれしく、信宏に肩たたきをさっそくさせ、しっかりもめといいつつも、涙します。
遼と海坊主はバックアップ的に今回見守っているのですが、
遼、なんでもわかりすぎです。
少年と母親の間に父親のにおいがしないことから、彼らの父親について調べます。
父親は、津波の行方不明者になっているとのこと。
行方不明といっても本当は生存は絶望的。でも、二人ともそうは思いたくなく、父親は仕事を探して今は一緒に住んでいないと。
この事実を知らずに、信宏は父親が昔よく、息子を応援するときに使っていたという思い出の野球グローブを借りて、これをもってサッカーの応援をするというのです。
遼と海坊主も真実を隠しておけず、信宏に真実をつげます。
自分の、考え知らずだった行動に、涙する信宏。キャッツアイを飛出し、親子のもとにかけつけようとします。
落ち着かせるために、コーヒーを飲んでからいけという海坊主。
信宏は涙にくれています。
遼と海坊主の親心と信宏の成長が胸にあつい1冊です。
でも、信宏ってすっごい優秀な青龍部隊のはずなのみ一主婦に簡単に尾行されてたけどいいの?(笑)
本当はものすごい能力をもっているのに、やさしい心をもつ信宏と香宝がかわいいです。

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