サグラダファミリア好き&井上雄彦好きとしてはいかないわけにはいかない、ガウディ×井上雄彦展。
バガボンドの絵画展がすごい来客数だったこともあり、昨日は、日曜日。しかもお天気、はなまる、
どきどきしながら、21世紀美術館の中にはいりました。
21世紀美術館の周りに列ができていることもなく、スムーズに中へ。
やっぱり、東京・大阪なんかの都会とは違って金沢はすいてるんだな~。なんて思っていたら、中には結構な方々がいらっしゃいました。
入り口を入ると、スペインのグラン公園など、サグラダファミリア周辺施設の映像が流れているお部屋に。
う~ん、グラン公園素敵すぎる。
いっきにスペインに行きたい気分が高まります!
次に進んでいくと、井上雄彦氏がかかれた、幼き日のガウディ少年の物語が。漫画風に描かれています。
ガウディ少年。なんと6歳(だったかな?)のころから、リュウマチを患っていたとかが足が悪かったようです。
木々は自分の足で立っているのに、僕は立てない・・・・と。
そんな感じの漫画が何枚か飾られていて、それからしばらくは、ガウディの建築家として作った作品の模型や、ガウディと関わりある人たちの紹介、設計図などがたくさん展示されています。
プロジェクションマッピングによって、足元にうつされたタイルが、様々な生き物に変化していくなんていうものもありました。
現地を再現した、六角形のタイルの上を歩いたり、逆さ吊り模型が天井からたくさん釣られていたり。その風景と、鏡越しに見たり。
椅子や扉、扉の取ってなどにもものすごくこだわりをもっていたらしく、そんないすを再現したものに座ってみたり。
最後はやっぱり、サグラダファミリア。
コンピューター技術の発達で、ずいぶんと建築が進んでいるようです。
私たちが生きている間には完成しなだろうと聞いていたのですが、
2026年には完成予定だとか。
サグラダファミリアの案内に行く前に、またまた、井上雄彦氏の、今度は、年老いてからのガウディの漫画が描かれています。これは、井上雄彦氏の想像なのか。
サグラダファミリアの完成をみることなく、この世を去ったガウディがサグラダファミリアの完成を見るとしたらみたいな感じの話になっています。
自分の設計したものが自分の想像していたものと違ったら・・・・ 少し、不安におもいつつ、サグラダファミリアを仰ぎ見るガウディ。
この漫画についてなど、
こちらに掲載されています。
そこで漫画がおわり、そのとなりに、サグラダファミリアを紹介するお部屋へと続きます。
神様はお急ぎではないそうです。
だから、ゆっくりゆっくり作られるサグラダファミリア。
サグラダ・ファミリアには「誕生のファサード」「受難のファサード」「栄光のファサード」と3つのファサードがあります。「ファサード」とは「建築物の正面」という意味。
そのうち「栄光のファサード」の扉に井上氏が文字をかかれたそうです。この扉にはたくさんの言語で神への言葉が書かれているそうで、まだ手書きの日本語がなかったため、井上氏がそれを担当したというわけですね。
親鸞聖人の屏風に続き、(どっちがさき?)ものすごい偉業をなしとげていますね。井上雄彦氏!
少年ジャンプの漫画家さんですよ!
ガウディの設計された設計図?などをみていると、なんだかよくわからないけど、瞳がうるうるしちゃいました。
緻密な絵って感動を呼び起こしますよね。
今でも充分りっぱなサグラダファミリア。
でも、CGで、これからできていく追加部分をみていると、
「えっ、本当にまだまだやん!」
ってくらいに、まだまだ、いろいろ増えていくようです。
なんてったって、3つのファサードのうち、まだ、一つしかできてない上に、1つはまだ、とりかかってもないらしく。
すごいな~。楽しみだな~。
昔、初めてサグラダファミリのことを聞いた時、かぜの通り道も計算されている、音がなる大聖堂と聞いていました。
やっぱり、全体をパイプオルガンのようにとらえておりるようで。
風の通り道、光の入りかたまで計算された大聖堂。
完成がとても楽しみです。
周りから見たときに景観まで考えて、ここにはでっかい建物を建てないで!とかもあるらしく。
本当に、楽しみ!
余談ですが、やっぱり井上雄彦氏は漫画家。
私は、スラムダンクなどの1話ごとの終わりにでてくる、小さい花道などのオチが大好きなのですが、ちっちゃい落書きっぽいガウディいましたよ!
ガウディはたばこ好き。
個人的にはすっごくツボでした。かわいい~。
これ、ガウディのイラスト、絵ではなく、映像として流れているんですが、このガウディ、まばたきしたり、右見たり右目を吊り上げたりっていう動きをするんですよ。これまた、かわいい。
井上雄彦氏の遊び心、大好きです!
動画でとりたかったけど、あまりに、動きが遅いのでまてなかった・・・・。気が付いたら動いてて。
見に行く前に動画を是非