アニメ「北斗の拳」のラオウ役として知られる声優の内海賢二(うつみ・けんじ、本名健司=けんじ)さんが13日午後3時1分、がん性腹膜炎のため東京都新宿区の病院で死去されました。
ラオウといえば
「我が人生に一片の悔いなし」
の名台詞。このセリフの通り、一片の悔いのない人生を終えてあの世に旅立たれたと願わずにはいられません。
「ドラゴンボール」でピッコロと神龍という形で共演、「Dr.スランプ アラレちゃ」では空豆タロウとせんべい博士として共演された古川 登志夫さんも
「僕は天国への凱旋と思いたい……」と。
北斗の拳でラオウとケンシロウという形で共演されてた神谷明さんは
「早く元気になって欲しい…その望みも絶たれてしまいました。正直言って、信じられないのと、認めたくない思いが錯綜しています。これ以上書くと、涙が止まらなくなるので、お許しください」
と悲痛な思いをつづられています。
2013年3月5日、銭形警部の声優の納谷悟朗さんが83歳でこの世を去りました。
大御所声優さんの訃報には、まるで、その声を担当していたキャラクターがいなくなってしまったような喪失感におそわれます。
心からご冥福をお祈りいたします。
たくさんの感動をありがとうございます。