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MOZU(モズ)劇場版 試写会レビュー(ネタバレ注意)

MOZUの試写会に行ってまいりました。

実は、テレビ版、まったくみていなくって、予備知識、ほぼ0で行って来ました。

話が全くわからないということはないのですが、

これって映画版やる必要あるの?というくらい、テレビ版でほぼ解決済みだったのではという感想でした。

ま、テレビ版、みてないのでテレビ版見てた方からすれば重要だったのかな?ダルマの正体。

とりあえず、

ダルマの絵、こわかったよ~。

巨大スクリーンでUPで出さないでよ。

あの手の無表情なモンタージュ写真というか似顔絵系ってほんと怖いですよね。

小さいころになんの犯罪のかは覚えていませんが、あの手も似顔絵が出る度に、怖くて毛布をかぶってみない様にしていたのを思い出します。
3億円強奪の似顔絵だったのかな???

とにかく、トラウマというか、深層心理に焼きつくというか、あの手のイラスト、ぞっとしますね。

さてさて映画の感想ですが、
とにかく、バイオレンス。

拷問系で殴られるのを見るのが苦手な私としてはこわかったですよ。

で、室内とかの映像で電気が消されてて薄暗い。

絶対なんかでてくるというあの恐怖。

怖かったです。

松坂桃李君が猟奇的な殺人犯として登場してましたが、かっこよかったな~。

皮の黒の上下、似合ってました。髪も青いメッシュが入ってる感じで、目にも少し、アイメイクしてたのかな?

最近、ピースオブケークでおかま役やったりと、いろいろ幅を広げていってますね。桃李君。

良かったです。

 

でも、池松君演じる新谷にやられてなんとあろうことか

MOZUのはやにえに。。。。。。

 

 

でもでも、大好きな桃李君を差し置いても、主演の西島さん差し置いても、お気に入りの役者さんの香川さん差し置いても、これまたお気に入りの伊藤君を差し置いても
一番、目を引いたのが

長谷川博己さん演じる、東。

いや~。良かったわ~。

長谷川さん、嫌いな役者さんではないのですが、彼がでてるからって好んで見ようと思うほど彼のドラマをみているわけれはなく、自身としては、家政婦のミタ以来の長谷川さん。

ま~、あのときのダメとーさんから、うってかわっての狂気的な役。

個人的には、むちゃくちゃ気に入りましたわ~。

 

そう、テレビ版をみていないので、なんとも言えないのですが、彼に関してのなぞ見たいのがいまいちすっきりしなかった感があったのはとっても不満でした。

なんで、あんなに西島さん演じる倉木に執着するのか、なんで、あんな猟奇的なおかしな人になってしまったのか?

 

途中、倉木と話していて、お前は別のキャラになりきっることでごまかしている!というシーンはあるのですが、本人は否定。

彼のなぞって明かされないの????

 

映画全体としては、はらはらどきどきはしましたが、

ダルマっておそらくシーズン通してとっても重要な謎の人なんですよね?

彼の存在があまりにも薄かった気が。。。。

結局、なんか、首にバーコードのある子供たちをたくさんかかえているんだけど、その子たちって

自分の壊れた臓器の提供用ということ。

その手の設定って、もう、結構小説とかドラマ、漫画などで使われてる気がして、正直

ふ~ん

って感じでした。

人間、一回みたことのある、謎解き?にはあまりサプライズがないので、仕方ないですよね。

しかも、案外あっさり死んでしまうし。本当に死んだの?とは思いましたが。

 

そして、西島さん演じる倉木、不死身すぎでしょ!

途中で、阿部力さん演じる村西がめっちゃ倉木のこと拷問するのですが

これが

手に鉄のリング見たいのつけて、両手をつながれた状態の倉木をぼっこぼこにするわ、瓶がはいった袋でぼっこぼこにするわ、挙句の果てに、その瓶を割って更に振り回す。

もちろん、倉木は血だらけ。

そんな、倉木を狂った東が助け?にくるのですが。

 

ぼろぼろで、血だらけの倉木、ぐったりとして座っている所を、狂った東が写真撮影!

その後、治療される気配もなく、だるまのもとに連れて行かれる倉木。

その時点で、

あれ?あれだけやられたのに結構元気じゃね?って感じだったんですが、ここでも、更に反撃をするタフネスぶり!

妻や子供の話をすると、とたんに豹変するとのことですが、その力、けがも治癒しちゃうのかしら!?というくらいの回復ぶり。

挙句、更に、反撃をして、アジトは爆破!

その爆風の中、海に飛び込む倉木。

えっ!あんなに傷だらけで、海に落ちたけど、塩水痛くないの?出血多量にならないの?という心配をよそに、海から這い上がる倉木。

なんとも、すごい不死身っぷりです。

ラストのシーンでもその不死身っぷりは健在で、

伊勢谷さん演じる高柳が、特にのナイフ投げで、さくっと倉木をさすのですが、(心臓ではないけど)

その後、更にそのナイフを踏みつける、踏みにじる、がしがし踏みにじる。

 

それでも、その後、後遺症もなく、倉木君、生きていました。

 

う~ん。すごい不死身。まさに、主人公死なず!です。

 

話は変わりますが、阿部さん、花男の美作くんですよ。

なんか、別人だった。

ずっと、この人だれだろ?みたことあるんだよね~。誰だろ?阿部さん?と思ってたらやっぱり阿部力君。

顔がかわったような気がしたのですが・・・・

年をとっただけかな~。

 

そして、今回初登場キャラとして登場した伊勢谷さん。

いや~。似合うわ~。こういう、インテリっぽいかんじの殺し屋。

カイジの一条とかも。

嫌な役似合うな~。

キャシャーンなのに。。。

 

結構???だったのが、小日向さんと真木さん。

小日向さん演じる津城警視正。

正直、みんながなんて呼んでるのかも聞きづらくって、後でサイト見て名前が判明。

この人、倉木に

この事件にはかかわるな。俺もかかわらない

と忠告した直後に口に拳銃くわえて自殺?しちゃってたけど。

?????

 

真木さん演じる明星。

人質としてとらわれるのですが、解放される前に、高柳から、家族の命はいつでもうばえるぞ~的に脅迫されて、倉木が暴走したらお前が殺せ!と指示をだされていましたが、これも特に大したこともなく。。。。

そんな指示されてたのね。程度の事でした。

 

なんにせよ、テレビ版をみていないので???の部分は多分にありましたが、(池松くん演じる新谷のその後も?????)

 

アクションものとしては迫力もあり、楽しめる映画なのではないかな~と思います。

 

私の中では、桃李君目当てで行きましたが、桃李君もよかったし、なんてったって

長谷川博己さん、GOOOOOOOODでした!

それみるだけでも楽しいかも。

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