七つの会議の試写会に行ってきました。
実は、半沢直樹を含め、一度も池井戸作品、みておらず…
小説の方も読んだことがないのですが、今回、試写会があたったので、みさせていただきました。
興味は無茶苦茶あったので。
今回は、なんといっても、主演が大好きな野村萬斎さん!
大スクリーンで、萬斎さんが見られるのを楽しみに試写をしてまいりました。
萬斎さんのビジネスマン姿って、なんだか、不思議な感じでした。
しかも、ぐーたら社員役って…
話には聞いていましたが、香川さんの顔芸のすごいことすごいこと。
そして、ほんと、キスしそうなくらい顔を近づけて話すんですね。池井戸作品。
ストーリーとしては、昨年、結構問題になった、
パワハラから始まります。
営業一課、二課が集められて業績発表をするのですが、
目標未達成のミッチー率いる営業二課は、もう、香川さんからボロクソ言われ、次月のノルマも、到底達成できない数字をいわされます。
それに、引き換え、ラブリン率いる営業一課は、ノルマを優に超えての達成。
営業二課は、一課のおかげでなりたっていると、また、罵声を浴びせられ。
初っ端からパワハラ満載です。
そんな、会議の中でもいびきをかいて眠りこける、萬斎さん。
でも、香川さんはなぜか、萬斎さんには、強く説教せず…
そんなこんなで、グータラ社員の萬斎さん、一課の空気も読まず、
ラブリンに有給申請をだします。
ブチ切れるラブリン。
そんな、ラブリンに、萬斎さんは、余裕の顔で、パワハラで訴えてやる!と。
誰もが、そんな訴えて、受け入れられるはずがないと思う中、
まさかの、ラブリン、左遷。
ラブリンの代わりに二課課長に抜擢されたのは一課長のミッチー。
ラブリンはその後
会社にも出社せず、家にも帰っておらず。
ミッチーはラブリンの時よりも売り上げが落ち込み、罵られ、会議中に嘔吐。
さらに、パイプ椅子に座ろうとすると椅子が壊れてしまいます。
他の社員が笑っている中
どこかを睨みつける香川さん。
そんな、香川さんを睨みつける萬斎さん。
一課二課で、そんなことが起こっている中、ドゥービーコンティニュードの岡田さんが、なにか、嗅ぎつけたようでそれをネタに一課に返り咲こうと画策しています。
岡田さんは一課で活躍していた経歴わ持つのですが、苦情係に左遷されたらしく。なんとか一課に返り咲こうとチャンスをうかがっていたようです。
一方で、下町ロケットの最終話にでてたらしい、朝倉あきさん。
今回の役は寿退社をする予定の一課の事務員さんなのですが、
本当は
オリラジの藤森さんにだまされて、不倫をしていて、そのことが原因で、寿退社という、嘘をついて会社を辞めることにしたようです。
そうなってみて、果たして自分はこの会社で、なにをしていたんだろう?となって、なにかしたい!ということで、無人のドーナツ販売を会社で始めます。
なかなか、公表にもかかわらず、営業課からの発案を通したくない経理課からの反対にあい、なかなか正式採用はされません。
さらに、無人ということにつけこんで、ドーナツ泥棒をしているやからもいるようで、お金があわないことが、たびたび。
そんな中、萬斎さん。
ラブリンが、営業一課の課長になったときに、変更した、ネジ工場を、音尾さんが働く元のネジ工場に戻す動きをしています。
このネジ工場の娘として、土屋太鳳ちゃんがでてきます。
ネジ工場への高額接待費、さらに、変更すると、大幅にコストがアップすることに、疑問を持った経理の藤森さん。
これをネタに、営業課を攻撃しますが、これも却下。
ドーナツ泥棒をしていたこともばれ、不倫もリークされ、藤森さんも地方へ移動。
ちなみに、岡田さんも一課に返り咲くどころか移動を命じられます。
ここまで萬斎さんや、営業課がらみの件で、萬斎さんはお咎めがなく、周りは異動させられているのは、あまりにもおかしいと、ミッチーと朝倉あきさんは、萬斎さんを尾行したり、いろいろさぐりはじめます。
萬斎さんが、リサイクルショップなどで、パイプ椅子をチェックしていたことや、ミッチーが、座ろうとした椅子が、壊れて後、香川さんがいきなり、全部のパイプ椅子を交換したこと、椅子が壊れていたとき、香川さんがネジを睨みつけていたことから、ネジに疑問を持ちます。
音尾さんと工場から変更した工場で作られたパイプ椅子のネジの耐久性を調べたところ
全く強度が足りてないことが判明。
この時、強度チェックをしてたのは、小泉孝太郎さん。
更に、とても、重要なネジが、その工場で作られており、その強度を調べると、全く強度が足りないことが判明。
そのネジは、航空機などの椅子を固定するのに使用されているネジでした。
萬斎さんと、香川さんはこれをしっていて、画策していたようで。
どのくらい使用されていて、リコールしたら、費用はどのくらいのものなのかの、概算を調べているとのこと。
それがわかり次第リコールが発表されると。
萬斎さんは、入社してから、がむしゃらに働き、営業マンとして成績を上げ続けていました。
それこそ、ノルマ達成のためなら、お年寄りに、半ば強引な営業をかけてでも。
そうこうするうちに、自分が営業をした、お年寄りが、その、支払いを苦に自殺してしまったことをしり、もう、こんな営業はできないと、いまの、グータラ社員になってしまっていまのです。
この、老夫婦の息子は、溝端淳平さん。
今回のネジの件は絶対に見過ごせないので、調査が完了次第、リコールを!と思い、ラブリンをパワハラとい名目で退け、ネジの担当工場を変えと、画策していました。
いざ、橋爪功社長出席の会議で、この件を発表したところ
リコールはしないと。
そんなことになったら、自分の責任が問われるが、自分はなにもきかされず、知らなかったからむしろ被害者だ!
ネジの回収は秘密裏に行うと。
このことに愕然とした萬斎さんは、仕事を失ってでも、会社と闘う決意をします。
世良公則副社長に、このことを密告。
北大路欣也代表取締役出席の、御前会議と言われる会議で全てを暴露します。
その際に、ラブリンが、矢面に立って責められるのですが、
ラブリンは、安いネジで発注して売り上げを上げることを、香川さんに示唆されたと。
初めは断ったラブリンも、最終的には受け入れて、このようなことになってしまったと訴えます。
ですが、話をもっと掘り下げてみると、過去に、鹿賀丈史から、同じようなことを、香川さんと、萬斎さんは、依頼されていたのでした。
そんな、恐ろしいことはできないと、断った萬斎さんに対し、要求を飲んだ香川さん。
萬斎さんは、出世コースからはずれ、香川さんは、出世街道へ。
さらに、今回のネジの件は、橋爪功社長からの、依頼であったこともわかり、
組織の悪しき習慣がとんでも無いことをひきおこしていることが、あかされました。
が、
北大路欣也は、リコールすると、名言はしません。
今、この瞬間にも、耐久性の弱いネジのせいで人命が脅かされているにもかかわらず、
リコールするとはいいません。
その後、ネジに関する資料などは手早く抹消され、萬斎さんは、証拠が何も無い状態に陥ります。
が、なんと、以前、香川さんが、怒りで床にぶちまけたネジが一本、香川さんの部屋に残っていたのです。
香川さんは、それを元に、世間に公表してくれと。
自分はいったい、今まで何を頑張ってきたんだろう?と。
世間は一気にこのニュースで盛り上がりますが、
北大路欣也御前は、何もお咎めなしのようで。
そこらへんはそういうものなのでしょうか?
香川さんは実家を、手伝い、ラブリンは、萬斎さんの知り合いの会社で働くことになったようです。
ミッチーと萬斎さんは会社に残り残務処理。
朝倉あきさんは、ドーナツ屋につとめた?ようで、会社にドーナツを売りにきています。
最後は、役所広司さんが萬斎さんに、萬斎さんの意見を聞くという形で、萬斎さんの思いが語られます。
池井戸作品で、主演クラスの人が出たのは役所広司さんだけでした。
下町ロケットの阿部寛さんも、半沢直樹の堺雅人さんも、ルーズベルトゲームの唐沢さんもでてきませんでした。
映画公式のキャストにも入っていないので、サプライズ出演かな?
萬斎さんの語りは、日本のビジネスマンについて語っています。
高度経済成長を支えてくれたのは間違いなく、がむしゃらになって働いた団塊世代の方々です。
間違いなく、日本を支えてます。
でも、一方でその働き方には疑問もあるといった感じのことを投げかけています。
仕事について、考えさせられる、映画でした。
七つの会議登場人物の池井戸作品
香川照之
半沢直樹 大和田暁
ルーズベルトゲーム 諸田清文
片岡愛之助
半沢直樹 黒崎駿一
音尾琢真
花咲舞が黙ってない 第2シリーズ 門田征二
陸王 城戸明宏
朝倉あき
下町ロケット 加納アキ
岡田浩暉
半沢直樹 板橋平吾
木下ほうか
下町ロケット 水原重治
空飛ぶタイヤ 柏原博章
吉田羊
半沢直樹
土屋太鳳
下町ロケット 佃利菜
小泉孝太郎
下町ロケット 椎名直之
アキラとあきら 安堂章二
春風亭昇太
下町ロケット 柳井哲二
立川談春
ルーズベルトゲーム 坂東昌彦
下町ロケット 殿村直弘
世良公則
下町ロケット 貴船恒広
北大路欣也
半沢直樹 中野渡謙
役所広司
陸王 宮沢紘一