おっ
この巻の表紙から横のコミックバンチの帯がきえて全面イラストに変わった。
エンジェルハート 第100話 妹を捜して
伝言板wチェックするリョウ
伝言板には
妹を捜して キャッツアイで待つと
キャッツアイではファルコンが店の前にたつ女性の気配から信宏に
「香瑩か?」と確認するも、
「違うよ」
入ってきた女性は香にそっくりで。
思わず
「・・・香?」
彼女は
「妹をご存じなんですか!?」
リョウと対面する香に似た女性
「妹というのは 香 槇村香か?」と尋ねると
「やっぱり・・・ 妹はあなたの元にいるのですね・・・!」
妹にあわせてくださいという彼女に3年前に香が死んだことを伝えるリョウ
彼女はアメリカのニュース誌で編集長として働く早百合という名の女性
香からはなにも話を聞いていないというリョウに
「両親の離婚は 私が四つ、香が二つの時・・・ 私は母に 香は父に引き取られ 彼女は覚えてはいないと思います・・・」と話す早百合
彼女は香の手の感触をかすかに覚えていると。
八方手を尽くして日本へ来た早百合
でも3年遅かったと涙を流します。
そんな彼女にリョウは香の部屋をみせます。
飾ってある写真をみて、つらいのは自分だけではなく冴羽さんもつらいでしょうに取り乱してしまって・・と詫びる早百合
「俺には そいつをなぐさめてくれるものがあるんでね・・・」というリョウ
そこに
「ただいまぁ~」と香瑩がかえってきます。
「リョウパーパ 何してるの 私の部屋で」
パパと私の部屋という言葉に怒りを覚える早百合
香と同じオーラーを体中から放ちます。
もう愛人がいるのね!!ととりだしたのは100tハンマー
「香マーマ」と驚く香瑩
香瑩の心臓には香のものであることを伝えるリョウ
エンジェルハート 第101話 妹は幸せだった?
ホテルのベッドで目を覚ます早百合
今日はゆっくり休んだ方がいいというリョウに、あすもうかがいますという早百合
そこに香瑩が
「時間だよ」とピッキングをして駆け込んできます。
早く配置につかなくちゃと話す香瑩たちに
今の話は?と疑問をもつ早百合
仕事だといわれ、
まっくらになっている時間から、香瑩にも仕事を手伝わせるのか?と咎める早百合
口で夕より見学するか?と早百合を誘うリョウ
「一種に行かせてもらいます!!」と早百合
ライフルをかまえる香瑩
冗談よね?と思う早百合
時間
といって狙撃する香瑩
血を出して倒れる男。
絶句する早百合に
「大丈夫 殺してない・・・」と香瑩
その後男はむくっと起き上がり、リョウと笑ってこちらを見ています。
やくざ生活に疲れた中年極道を死んだことにしてこの街から消したというリョウ
これから田舎で一人息子と静かに暮らすそうだと。
こんなことを 娘にやらせるなんて!と怒る早百合に
「俺 最近老眼でてきて 狙撃は アシャンの方が・・・」と言い訳するリョウ
「娘を学校にも行かせず こんなやくざな仕事をさえるなんて!! きっと香にも同じ事をやらせてたのね!巻き込んだのね!こんな世界に あなたがっ!!」と叫ぶ早百合
「俺は香の幸せを守るためにこの仕事を始めた・・・」
「何を・・・・」という早百合に、悲しそうな目のリョウ
今は香瑩のために・・・ 俺にはこれしか能がないもんでね・・・
いいわけにもならないと思うも、香の部屋でみたリョウと香の写真は幸せそうだったことを不思議に思う早百合
一週間で 妹が その娘が幸せなのか 確かめさせてもらうわ という早百合
エンジェルハート 第102話 心臓の反応
ホテルをひきはらってきたという早百合
一週間ここでお世話になるとリョウの家にやってきます。
香の部屋へ早百合を案内する香瑩
部屋を出ていこうとするときにふと体がとまってしまいます。
「ママだなんて そんな風に思われて平気?香」とつぶやく早百合
「あなた まだ いたの!?」と焦る早百合
ぼーっと鏡越しに早百合をみている香瑩
鏡をみるとそこには香の姿が
「香」
「香瑩さん」と呼ばれてハッとわれにかえる香瑩
鏡越しに早百合をみてぼっとしていたことを教える早百合
香が早百合さんをみていたんだ!と香瑩
「きっと香マーマも突然現れたお姉さんに戸惑っているのよ・・・ 今まで早百合さんに無反応だったのはそのせいだわ!」
「そんなバカな話信じられる!?」と早百合
心臓に記憶 だなんて・・・!
香瑩は自分が記憶に導かれて新宿にきたこと、あったこともないリョウを求めてここで再開したことを話します。
信じることができずに、部屋をでていく早百合
信じられないけれども鏡越しに香をみたような気もする早百合
香瑩が早百合のもとにやってきます。
心臓の音が聞きたいという早百合
手のぬくもりを求めて香瑩の手を握る早百合
「あの温もりだけ 私の記憶のあなたはそれだけ・・・ あなたには 私の記憶なんてあるはずもない・・・」と涙ぐむ早百合
その時手がギュッと握り返されて
「ねぇね」とほほ笑む香
「香っ あなた わたしの記憶が」とよろこぶ早百合
我に返って
「私・・・ 今 何を・・・? ねぇね・・・ って・・・?」という香瑩
手を握りしめ泣き崩れる早百合
エンジェルハート 第103話 新宿の天使
香の心をもっと知りたいと思い、眠っている香瑩の手に触れようとする早百合
後ろから黒い影が早百合の口をふさぎ
驚く早百合に口をふさいでいるリョウが
「死にたいのかっ!?」といって香瑩にりんごを投げます。
枕の下からナイフをとりだし、リンゴをまっぷたつにする香瑩
頭は眠っていても体は常に臨戦態勢にある そう体に叩き込まれていると説明するリョウ
話をしながら早百合をどこかにつれていくリョウ
たどりついたところは
BAR Kyrie
リョウと一緒にいる女性におどろくバーのマスター
「あなたにならこの席に座っていただきたい! 三年間空席だった この席に!」とある席をすすめるマスター
香のお気に入りだった 香が死んでからマスターはそこに誰も座らせていない
とリョウ (香瑩も?????)
香ちゃんスペシャルですとカクテルを出すマスター
あまりのカクテルの強さにむせる早百合
香ちゃんは強くてね でも 飲み過ぎて朝まで 説教コースになるのがタマにキズで と語るマスター
そして香は恩人だったと話すマスター
マスターはちょっと変わった経歴の持ち主でね 元殺し屋だったんだよとリョウ
香がそのせかいから足を洗うきっかけをくれたと過去の話をするマスター
誰かをかばってマスターの銃口の前にたつ香
そいつをやらないと俺がやられる 邪魔すると道連れだぞ!!と銃口を向け続けるマスターに
「この人も殺させないし あなたも殺させしない!!」と香
ふざけるなぁ!!と銃をつきつけるマスターの後ろにはリョウが
銃口をマスターの頭に突きつけます。
人殺しをしないように約束しろという香
ひざをつくマスター
一生の 恩人です 香ちゃんは
彼女は こんな 掃き溜めのような街の天使 あの澄んだ目を 笑顔を見た時 そう 思えちゃいましてね
僕だけじゃない そう思っている連中はこの街にたくさんいる
と涙をながすマスター
香ちゃんスペシャルを一気飲みして酔いつぶれる早百合
リョウにおぶられながら
香 あなたも こうして 街の灯を見た事があるの・・・? この・・・ 安心感に包まれて・・・
エンジェルハート 第104話 奇跡の適合性
早百合さんと一緒にいるとマーマと一緒にいるみたいと思い手を握り早百合にもたれかかる香瑩
その手の温もりに子どもの頃の香を思い出した早百合は目をさましあわてて手を離し、マーマみたいでとあわてる香瑩をみて
かわいい とほほ笑みます。
部屋を出るときに
「早百合イーマ(伯母さん)と呼んでもいいですか?」と照れながら尋ねる香瑩
もちろん 嬉しいわとても! 阿香・・・と答える早百合
そんな香瑩に
「私と NYで一緒に暮らさない?」と提案する早百合
そのことをリョウにも提案する早百合
診療所も心臓専門ではないから対処ができない あなたは阿香の事を本気で考えてない!父親失格よ!
・・・それで結局香も死なせたんじゃない!
と言ってしまう早百合
ドクターベイリという心臓の権威に電話して十分なケアをとりつける
阿香は私が守る!必ずNYに連れ帰るから!!と宣言しドクの診療所をあとにする早百合
そんな早百合を影からみつめる陳さん
陳さんは早百合にはなしかけ、香瑩専用の設備の整った病室を見せます。
設備だけではという早百合の後ろから
「ベイリ坊やはNYで元気にやっておるようだな」
とドクターシェクリーが現れます。
ベイリは彼の愛弟子らしく、
「なぜ・・・こんな・・・心臓の世界的権威である あなたが・・・!?」と驚く早百合
白衣を脱ぎ棄てあわててリョウとでかけていくドクターシェクリー
ドクターシェクリーではごくマンガおありかな?と陳さん
それでも危険な仕事をリョウとすることに不安をもつ早百合
ドクターシェクリーがもどってきて
香瑩と香の心臓の適合性はすばらしいが、この街が適合性を高めている 精神的に
といってこの街をでることは二人の適合性を 生きる糧を喪失させてしまうだろう!とほほ笑みます。
エンジェルハート 第105話 思い出の街
香瑩を説得してNYに連れて行こうとする早百合
この街から離れていけない気がすると香瑩
ドクターシェクリーに言われたからそう思うのかと問う早百合にドクターからそんなことをいわれたことはないという香瑩
伝言板の前に立つ二人
香瑩は突然
パパ早くかえってきて かおり
と伝言板に書きだします。
阿香!! なにを書いているの!?
といわれ
香マーマ 子どもの頃ここで もう帰ってこない自分のパパを待っていた。 秀幸伯父さんが迎えにくるまで何時間もずっと
と語る香瑩
香瑩はそれから早百合を香のいろいろな思い出の場所につれていきます。
最期に槇村が殺されてた場所につれていき、CHは槇村が始めたことであることを伝えます。
リョウは槇村を守るため 槇村が傷ついて香が悲しまないようにCHになったということを。
アニキの願いは私の願い
アニキの意志を引き継ぐ事 思い出のつまったこの街に止まる事 リョウのそばにいる事それが
だから私はこの街から離れない 何があっても!と涙を流す香瑩
エンジェルハート 第106話 小さな願い
新宿ごとつれてかえることはできないからと一人でNYにかえることにした早百合
香瑩に最後の夜だから一緒に寝てほしいとお願いします。
手をつなぎ一緒に眠る二人。
早百合は香の子供の頃の夢を見ます。
ずっと笑顔だった香から笑顔が消えました。
伝言板の前で死んだ父親の帰りを待つ香
学生時代の槇村が迎えに来て帰ろうといいます。
香は伝言板に
「パパ 早くかえってきて かおり」とかきこみます。
この伝言板は魔法の伝言板でこれに書いた願い事は必ずかなうといううわさがあることを槇村にはなす幼い香
帰るよね パパ と涙を流す香を抱きしめる槇村
エンジェルハート 第107話 槇村の決意
父親の誕生日を祝うつもりが眠ってしまう香
忙しくて香と過ごす時間もない父親を見て槇村は自分は警察官にはなりたくないなぁといいます。
俺もおまえに警察官になってほしいとは思わんよと父親も答えます。
パパはみんなの幸せのためにがんばっているから仕方ないという香に
寂しくないのか?と尋ねる槇村にすこし寂しげな顔をみせたあと
「でも、たからかおりパパが大すきなんだもん!」とこたえます。
父親がかえってこないといの連絡が槇村兄妹に届きます。
誘拐事件をおっていて今朝有力な情報がはいったといったきり・・・・
雪の中で絶命している父を見つける槇村
その父親のふところには
俺は警察官なんかになるもんか~っと叫ぶ槇村
そんな槇村のほほに赤ん坊がそっと触れて きゃっきゃと笑いかけます。
大勢に人達の笑顔を守るため 警察官になることにした槇村
エンジェルハート 第108話 C・Hの正体
大けがをしてドクの診察をうけるリョウ
槇村を守るために苦労をするから、槇村は依頼と情報収集に徹して、現場にはくるなというリョウ
外で二人の会話を聞いている香
聞いてないふりをして診療所にはいってきます。
新聞にのっていたヘロイン200キロ強奪事件のヘロインを診療所の棚でみつける香
ヘロインがなくなったと大慌てする槇村とリョウ
定時だと言って伝言板を確認にいく槇村
伝言板には
XYZ 灯台下暗し 自宅に探し物ありの伝言が
香にCHの説明をする槇村
危険なことを槇村がしなくちゃいけないのかわからない香
現場(危険なこと)はリョウに任せて自分は情報収集に徹するという槇村
そんな槇村とリョウにびんたをくらわす香
CHのうわさを耳にした時から槇村じゃないかと疑っていたと香。
その言葉 肝に銘じるぜ 香 とリョウ
リョウの気持ちが早百合に伝わります。
エンジェルハート 第109話 リョウからの依頼
XYZ 喫茶キャッツアイで待つ よろしく頼む!!
の依頼をみる香
キャッツアイに行くとファルコンにかわってリョウがマスターをつとめています。
すばやく営業中の札を準備中にかえるファルコン
外ではリョウが香にプロポーズをするらしいということで冴子とドクがスタンバっています。
1時間かけてようやく本題の入り口にたどりつくリョウ
そとでモニタリングしている三人はあきれています。
しきりに香がもう30だと繰り返すリョウ
女も30になると ホラ いろいろといいだします。
私はまだ28よ!! 私がもう結婚できない年だとでも言いたいわけぇ!?とリョウの胸倉をつかむ香
結婚 願望あったんだ おまえもといリョウに顔を赤くしてゴニョゴニョいう香
ひょっとして好きな男いるのか・・・?とリョウが尋ねるとコクッとうなずく香
誰だと尋ねるといつもそばにいてくれた人と答える香
そんなヤツ 香にいたのかぁとのけぞるリョウ
そんなに長いつき合いなのか!? そんなにおまえを待たせてるのか!? そんな男はろくなヤツじゃないぞ!!となにもわかっていないリョウ
そう ろくでもない男なの 何考えてるのかさっぱり判らない ずっと一緒なのに・・・
だから誰だって そいつは!?
とまだわからないリョウ
私に・・・そこまで言わせる 気・・・?
といわれやっと気が付くリョウ
XYZだ・・・ 香 年も離れててろくでもない男で・・・ 国籍なくて正式に結婚できなくて だから こんな事言う資格ないかもしれんが・・・とごちゃごちゃいうリョウに
「ごちゃごちゃうるさぁ~い!!」と香
待ってた すっとと涙する香
あんな 汚い字 リョウ以外にいないよね・・・!
え・・・? 香 ハナっからわかってて・・・
伝言板には 待たせすぎだ!バカ!! よろしく!の文字が
エンジェルハート 第110話 一途な男
涙を流しながら目を覚ます早百合と香瑩
二人をも同じ夢を!?
キャッツアイでファルコンと話す早百合
もっこりしか頭にない様な冴羽さんがあんなに不器用で 一途ないい人だったなんて・・・と話す早百合に
と言うか バカだな やはり 裏社会でもあいつの腕とともに今でも語り草になっているのが あいつのバカさ加減だからな!
土産話になるかどうかわからんが・・・ これは香も知らない話だ と話し出すファルコン
実際 あいつの 度胸・勘・頭の回転の早さは抜きん出ている それに自分で気づいていないのがリョウのバカたる所以だが・・・
そんな男が未だに こんな街でくすぶっているのはおかしな話だろ
チャンスはいくらでもあった リョウの才に目をつけた連中は 数多くいた・・・
中でも熱烈に彼を欲した男がいた
謙徳
会社をリョウに一つ任せる 考えてみては?と話を持ちかけます。
悪いが 興味ないんだなぁ そんな話とリョウ
富と権力を棒にふってまで なぜ つまらん生き方を選ぶ!? それで満足か!?という謙徳に
じゃあその両方を持つあんたは今満足かい?
とつめよるリョウ。
黙り込む謙徳
この街を大好きな女がいてさぁ~
極東製薬・・・という会社を知っているか?
アジアでも いえ 世界でも三本の指に入る 製薬会社で 年商二兆四千億円を超える 確かその基盤は台湾の正道会のといいかけ
「まさか」と気が付く早百合
「今頃はそこの社長 いや 会長だったのかも知れんな リョウは!」と笑うファルコン
その座をけって この街に 香の元に・・・ 呆然となる早百合
そこにスーツケースをもったリョウがやってきます。
アシャンにみつからないうちに
二人でNYへのハネムーンへ出発~!!と意気込むリョウ
外に出ると
「まったく 何考えてんだぁ~」と香瑩の100tハンマーを食らいます。
全開バカ!とあきれるファルコンと信宏
というところでエンジェルハート第10巻は終わりです。
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まんがホット エンジェルハート1stシーズン
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ちゃんとプロポーズしてたんですね~。
ていうか鈍すぎるだろ リョウ・・・
11巻は 衝撃の新展開!! 今、明かされる信宏の過去とは!?
信宏に恋していた女の子の話です。
今はすっかり三枚目キャラの信宏ですが青龍部隊の時は寡黙なできる男だったんですよ!