耳をすませばといえば
個人的にはジブリ作品というより
柊あおいさんの、星の瞳のシルエットの次に始まった作品というイメージが強い作品です。
星の瞳のシルエットはその世代にとっては、もう、「ときめきトゥナイト」、「月の夜、星の朝」などともに、気になるリボンに連載されている作品でした。
「もう、毎号クライマックス」
とあおり文句がかかれているくらい、主人公の二人がなかなかくっつかないくっつかない。両思いなのにね。
ちなみに、その後のお話のコミックも、でてますが、けっこう、後になってからひょこり描かれているので、その時にはリボンを卒業してしまって、でていることを知らない人もいるかもしれませんね。リボン本誌での掲載ではなかった気もしますが。
その、超注目されていた星の瞳のシルエットの連載が終了し、始まったのが、
耳をすませば。
絵柄が、がらっとかわってしまい、おとぎ話のような世界観で、星の瞳のシルエットが好きだった子らには受け入れにくかったようですが、作者さんが描きたかった作品だったとかいう風にいってたのを昔見た気がします。
連載も星の瞳のシルエットが10巻もでる当時にしては長編だったにもかかわらず、こちらは1冊で終了くらいの短いものに。
その作品が、ジブリにみそめられ、大抜擢にジブリ映画化されたわけですね~。
やっぱり好きなことをやっていると誰かがみてて、みとめられることってあるんだな~と思いました。
さてさて、表題にしている
耳をすませばをみると鬱になるって噂がながれているようですが。
そんな馬鹿な!この作品みてなんで鬱になるの~と思った私ですが。
どうやら、
「自らが過ごした学生時代がいかにつまらないものだったのか」ということを思い知らされてしまった
希望にあふれていた中学生のころに描いていた大人の自分と、現在の自分とのギャップに「鬱」を感じてしまった
ということのようです。
なんてネガティブ。
ま、確かに、さわやかすぎて、自分の青春時代と比べると・・・・
ず~ん。
でも、物語なんて、世界が自分とは全く違うなんて日常茶飯事。
でも、一見身近な感じにみえてって言うところがポイントだったのでしょうかね~。
そういう風にとらえてみなければ、耳をすませばは素敵な作品だと思います。
夢をみるなら夢をみればいいじゃないですか。
今からだって、ネットをつかってできることの可能性が広がっている時代です。
しずくたちに負けないように、人生を楽しみましょう!