私の家には古い漫画が、たくさんある。
子供の頃からの漫画好きが、たまりにたまってそうなった。
最近、昔の漫画を読み返して見ている。
絵は下手だったり、服のセンスがふるかったり、公衆電話使ってたりと、なかなか、古臭い。
そんな中でも、榊ゆうかさんの漫画は時代を感じさせず面白いと思う。
今回はそしてもっと夏になるを読んだ。
記憶力は、いい方だと思うので一度読んだ漫画の、内容くらいは覚えているだろうと思いきや、まったく記憶になく、新しい漫画を読む感覚。
結末を覚えていないレベルではなく、本当に内容を覚えていない笑
そしてもっと夏になるは、短編集で、表題作の他に三編収録されているのですが、三つ目のお話で、ぬか床の話題がでてきたのを、うっすら、覚えている程度。
そしてもっと夏になるは、中学生が、憧れの漫画家に会いたい一心で、友達と共謀して、修学旅行中に、会いに行くというお話。
でも、これ、実は仕組まれていて、友人たちが企んで主人公の女の子に、おとこのこを紹介しようとしていたというおち。
何かあったら、この人に連絡をという、お守りを主人公にわたし、こっそり、主人公の財布を抜いておいて、必ず、その男の子に連絡を取るようにさせるという計画。
計画はうまくいって、行動をともにするうちに、惹かれあって行く二人。
いいな〜こんな出会い。
と言った感じのお話です。
2話目はそしてもっと夏になるの、主人公の友人の話。
美人だけど、サバサバした性格でものをはっきりいう、いつも、面白いことないかなが、口癖の冴子。
そんな彼女が、ふとしたことからクラスの超真面目男子溝口くんに惹かれて行くお話です。
勝気な女の子が、真のしっかりとして自分を持っている男の子に惹かれて行く。
溝口くんは、君に届けの、爽子みたいな感じでしょうか。あそこまで、キャラ立ちしていませんが。
文句や愚痴をいわずに自分のしたいことをもくもくとやってる人にはなんだか、心惹かれますよね。
3話目は、自分が旅行に行っている間、好きな人にぬか床を混ぜてもらうという女の子のお話。
気がつけば旅行に行くことが目的じゃなく、旅行に行けば、彼がぬか床をまぜにきてくれることが、喜びになっていたという。
このお話に、月の光で砂漠にでる、夜の虹というのが、でてくるのですが、
是非みてみたいですね。
最後は、超能力を持つ幼なじみを持つ女の子のお話。
超能力といっても、予知能力が強く雨が降るのを予測できたり、UFOをみたりなのですが。
そんなこんなの、不思議ワールド満載の榊ゆうかさんの作品。
まだまだ、家にたくさんあるので、また、読み返したら感想あげます。
懐かしいと思う同世代の人がいるといいな。