第8話 春の小路
話はまたまたかわって、過去に戻ります。
まりもと凛のお母さん目線の話になります。
前半は凛が生まれる前のまりもたち家族の幸せなお話。
そして、凛の生まれる日。
病院でさなちゃんのお父さんが、妻が死んだとまりものお母さんに告げてきます。
赤ん坊に触れると死んでします。
自分も赤ちゃんに触ることができない。
親なのに抱きしめてあげることもできない。
さなちゃんのお父さんは、まりものお父さんに渡されたUSBをまりものお母さんに渡します。
実験用ウイルスが悪性化したのではないか・・・・
不安の中、凛が生まれます。
でも、まりもは凛に触れても平気であることがわかり、お母さんは、二人の未来を守ると心に誓います。