イロメンの1巻を読んだ
田村由美漫画が好きでなんだかおもしろそうな匂いがしたので購入しました。
結果
面白い!
作者さん本人もいっているけれども、マンガエッセイといった感じでちょこちょこ小ネタで昔の自分のブームだったことが出てきます。
基本は、ゴレンジャーの色に添って
青木・緑川の二人から始まりますが、青木が
「赤と黄と桃がほしい!」
と。
赤は赤木がやってきて解決。
桃も桃栗がやってきて、解決。
黄が名前に入る人なんてあまりいない・・・・
ということで、黄色はやってこないのですが代わりに枯枝君がやってきます。
枯枝→かれえだ→カレエダ→カレーだ→カレーだ!黄色だ!
ということで、枯枝君は無理やり黄色に。
その他ホワイトさんに黒仏部長、金銀銅の名のつく人も出てきます。
そして、みんなで、自分の色が入ったことわざを自慢したり、キャラクターを自慢したりするといった話。
そのネタの中に、ちょいちょい昔流行ったものがでてくるんですね~。
怪獣のキャラクターの名前が出てきたり、赤のキャラクター→ムック 緑のキャラクター→ガチャピン などなど。
青い髪の毛のキャラクター→綾波レイ・初音ミクとか
色が入った世界遺産の名前とか。
自分の名前の入った野菜を持ち寄った鍋とか。
とにかく、面白いです。
赤木の下の名前はジョーというのですが、
「ジョーはヒーローの名前だ!赤はやっぱりヒーローか!でも、コンドルのジョーはケンにやられて2番手だ(やられてない!)」とか。
ジョーといえば、明日のジョーでは????と思っていたら、ガッチャマンネタでした。
ちなみに緑川君、マリオという名前なので、青木君に
「マリオなんて赤の代表じゃないか!なぜルイージじゃないんだ!!!」
なんてのもあり、緑川君は
「双子なのに類似(ルイジ)なんていやです!!!」
といっています。
それに対し、青木君
「双子ならなぜヨッシーとルイージにしないんだ!!!」
といっていると
赤木が青木に
「お前の名前はスライムではないのか。」
と。
青木君はBASARAの蒼の王とは全然違いますが。
巻末には、作者本人による解説もついているので、それを読むのも面白かったです。(結構わからない用語もでてくるので・・・)
一条ゆかり漫画の話も少しでてきて、憧れの一条先生にお会いして~なんていうくだりもあったのですが、
私からしたら、どちらも大御所さんだったんだけど、一条ゆかり先生ってさらに大御所さんだったんですね・・・といった感じでした。
ほんと、いろいろためになる?し面白いです。
赤のことわざ何があったけ?とかキャラクター何がいたっけ?とかいろいろ考えたりするのも楽しいです。
ココハナの方ではショートの連載なので、そのくらいのペースで読むのがちょうどいい感じのお話ですね。
1巻ぶっ続けで読むのはちと疲れるかも・・・・
息抜きなどにおすすめの1冊です