柘榴坂の仇討見てきました~からの感想 ネタバレ注意

映画
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柘榴坂の仇討をみてまいりました。

仇討

かたき討ちと読んでいました。
あだうちなんですね。

なんだか重そうな内容で、自分とはあわないのかなと思ってみたのですが、よかったです。

中井貴一さんの演技が光っていました。阿部寛さんも、広末涼子さんもGOODでした。

なかなか難しい言葉やら出来事やらがでてきてわからない部分もあって、自分の日本の歴史の無知さが悲しくなりましたが。

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こちらの公式サイトに書いてあるのですが、

実はいい人だった井伊直弼。

井伊直弼さんって悪い人だったの???

中井貴一さん演じる金吾が命をかけてまでお守りしたかったこともあり、映画をみてるととってもいい大老さん。

みんな、それぞれの正義があって闘っているんですよね。

切なかったです。

 

毎回、武士の魂的なものをみると

「どーして?命より大切なものがあるの?」

と思ってしまう、思いっきり現代人のわたくしですが。

生き恥をさらすことの方がつらい。

そんな時代なんですね。

 

本当に、時代の変わり目に生きていた人って大変だと思いました。

戦争のときは人殺しがお国のためによいことだといわれていたのに、戦争が終わった途端犯罪人になるように。

今では当たり前の常識。仇討で人を殺すのは悪いことです。

でも、一昔前は仇討は当然のこと。柘榴坂の仇討では突然の法令で、仇討は禁止とされるのですが、世間では

「それじゃあ、殺された方は殺され損か!」と言っています。

一日で常識を覆されるって、ほんと、大変なことだと思います。

今って、本当に自由な時代だと感じさせられます。

でも、武士の魂。ここまで、一つの信念をもって生きられるってそれまた素敵なことだと思いました。

今の時代、ここまで一生懸命に生きている人ってどのくらいいるんだろう?なんて考えたり。

一生懸命生きていかなくっちゃ。

阿部寛さん演じる直吉。罪を背負って生きているつらさ。

自分の罪を心から悔いて生きていく。これまた、切ない。

そして、13年という長い年月。

罪を背負って、いつか殺されるのを待つかのように生きているものを、世の中が変わろうが、仇討だけを生きがいに生きてきた二人が対面したとき。

こんなに切ない気持ちになるんですね。

許すことの心の強さ。

良かったです。

 

 

そうはいってもやっぱり武士の気持ちってよくわからない。

ほんと、仇討しなくって、よかったですが。私はやっぱり女の子。

金吾の奥方である広末涼子さん演じるセツ。セツの方に感情移入が強かったです。

 

もう、今の時代だったら、これこそ考えられない!

働かないで、いつまでも昔を引きずっている夫を生計面でもささえる妻。

なんて、けなげ。

もらってきたおさかなまで、旦那様に提供しちゃうし。(わけてもらっていましたが、わけてもらうもなにも、セツがもってきたんですが!と思いました。)

今だったら、

「この、宿六が~!」(宿六って今はつかわないかもしれませんが・・・)

といわれること間違いなしです。

でも、最後はこの二人のシーンで終わるんですが、それでも、夫を思うセツ。

「もう、2度とお会いすることはないと思っておりました。」

と泣くのが切なくて切なくて。

 

やっぱり、女は強い!

ハッピーエンドでよかったです。

 

映画は二人が雪の中歩いていく後姿で終わり、その後のことは描かれていませんが、

ここから先は金吾もしっかり働いて、素敵な夫婦生活を送れるといいな~なんて思えた映画でした。

 

余談ですが、

ほんと、なかなか難しい用語がでてくる柘榴坂の仇討ですが、

士道不覚悟や、矜持、などなどこの時代の用語と思われる用語が・・・

この二つは、薄桜鬼の中で、土方さんがいっていたので、知っていたのですが、

※士道不覚悟:読んで字のごとく、武士としての心得がなく、武士を名乗る資格がないという意味らしいです。

※矜持:いわゆるプライドを日本語でいうと矜持という見たいです。「俺の矜持がゆるさね~」って感じですね。

そして、わからなかったので、

シフク

このシフクについて語り合うところがあるのですが、シフクと音を聞いて真っ先に浮かんだのが

至福。

でも、どうも話の流れから言って違う気が・・・

私腹???いやいやいや。

調べてみたらシフクってたくさんあるのね。

私服・紙幅・指腹・仕覆 どれも違う気が。

多分

雌伏

本来は、雌鳥が雄鳥に服従することを指す。

転じて、強い力を持った人や組織などに屈服すること。

または、そのような状況で、いずれ訪れるであろうチャンスをじっと待つこと。

う~ん。難しい。

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