姫100% 2巻 赤石路代

小学館
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姫100%の2巻です。

何者かの襲撃から日が明けて、姫は気分を変えて自分に似た女性のように、お嬢様結びにしてみます。ハーフアップです。

その髪型を見たとたん、

姫、姫

といって駆け寄ってくる1300。

どう考えても、写真の女性に惚れています。

が、姫とよんでいるところが謎です。

写真の女性も姫?

そんな中、あきらかに肩に怪我をしている里麻ちゃん。

姫は

昨日はどうもと、話しかけますが、しらをきられます。

そして、1300の名前が判明

柳生鷲聖

やぎゅうしゅうせい

と読みます。

姫もいっていますが、あまりに渋い名前です!

1300(姫はこの名で呼んでいるので1300でいきます)は、姫に、おとなしく北海道にかえれといいます。

が、ここで、姫が、蛇の紋章は、陰陽一征会という団体だということまでわかっていることをつげると、

もう、手遅れだとさとり、それ以上はなにもいわずにさっていきます。

そこで、写真の女性は姫というのか訪ねたところ、

そうだ。との返事。

なぜ、同じ名前なのかまではわからないと。

姫は、暗殺されそうになっている高校の校長宅に忍び込むことにします。

校長は生徒のいうことは信じるといって、黙って姫を返してくれます。

が、校長宅に姫が侵入したことによって、真理子の母が、責任をとって、真理子と無理心中をはかります。

なんとか、姫がかけつけて、一命をとりとめますが、その後、真理子の母は、どこにもにげられないと、追い詰められて、病院の屋上から飛び降りてしまいます。

一方、陰陽一征会ではとうとう、黒幕の顔が出ます。

妃美子です。

どうやら、もう一人の姫は体が弱いようで、健康な姫をかわりに、陰陽一征会の顔として、たてたいようです。

真理子の母からの話によると、真理子の父は、DV夫で、別れても、しつこくお金をせびりに来るような男だったのですが、陰陽一征会にはいったところ、夫は事故で死んでくれたと。でも、本当は事故ではなく誰かに殺されたんです。

その代償に自分も人殺しの手伝いをいなければならなくなったと。

その後飛び降りるのですが、コインロッカーに校長殺害計画等の子とを書いた日記を残していました。

それを手にした姫ですが、親戚だといって姫を引き取った夫婦から、睡眠薬をコーヒーに入れられ、ジャッキー(姫の飼っているカラス)を、殴り殺され、日記をうばわれてしまいます。

どうして、日記を姫が持っていることがばれたのか?

姫は、どうやら、睡眠薬を飲んだ振りをていただけのようで、あわてて、ジャッキーをゴミ箱の中から助け出します。

なんとか、まだ、息をしていて、暖かいジャッキー。

泣きながら、ジャッキーをつれてバイクを走らせます。

1300のはなしより、姫と姫は誕生日が違うようで、双子ではないようです。後継者争いの関係で、一人は追い出されたのではないかとも考えたようです。

もう一人の姫の父親は?

なぜ、二人は、こんなにも似ていて、名前まで同じなのか。

ここで2巻終了。

3巻に続きます。

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