エンジェルハート(漫画コミック)9巻<ネタバレ>

エンジェルハート　第89話　遅れて来た幸せ

冴子が寝込んだということで

「冷静で優秀なヤツだったが引退したとたん心の金陵が解けたのか・・・　急性心不全でぽっくり！」
という話を思い出し、心配するファルコンとリョウ

リョウの電話がなり
「冴子がいなくなった」と香瑩から連絡が

香瑩に
「おまえどうやって部屋にはいった？」と聞くリョウ

緊急事態だとまずいと思って　ピッキングで・・・ともごもごいう香瑩

署長の部屋をピッキングとあきれる信宏

冴子は槇村の墓に来ていました。
事件が解決したもう一つの事をはっきりさせたくなって・・・・
あなたがはっきりしないから・・・
とまた墓石を殴ろうとする冴子が

「ここには槇村の父ちゃん母ちゃん　それに香もはいってるんだ　あまり醜態さらしちゃあまずいんでないかい？」と墓石の後ろにいたリョウが微笑みます。

冴子は遠山を捕らえた時に槇村が食事に誘ってくれたことを思い出したと昔話を始めます。

彼の様子をみていて　ただのお祝いじゃない　そんな気がした

期待していた冴子に槇村が言った言葉は

「事件解決してよかったなぁ！！」
そのうち、槇村がやっているシティーハンターの話になり。

冴子はシティーハンターの世直し気取りの行動は認めないといって口論になってしまします。

香にもあんなに心配させて兄として失格よ槇村の手を払いのけます。

そのときに指輪ケースが落ちて

槇村はとっさに香にだ！あいつのことはちゃんと考えていると嘘をつきます。

そのまま喧嘩別れしてしまうふたり。

あれは本当に香へのプレゼントだったのかと疑う冴子

そこに香瑩がやってきて指輪ケースをさしだします。

冴子に渡すはずだった指輪だと。

指輪には
To SAEKOの文字。

香瑩の心臓にもたれかかって
「ありがとう」と涙ぐむ冴子

エンジェルハート　第90話　初めての感情

映画をみる香瑩と信宏

信宏は思い切って手を握ってみるも香瑩は熟睡していて・・・・

デートにおしゃれもしていかない香瑩をみて
「恋愛感情はなしか」とリョウ

その感情がまだよくわからないと香瑩

公園を歩く香瑩と信宏

さっさと先をあるかないで手でもつないでほしいという信宏に
「どうした信宏　具合でも悪いのか！？　手を引いてほしいだなんて」と全くわかってくれない香瑩

そこで聞こえてきた声に反応する香瑩
公園で似顔絵を描いている男性の顔をみてさらに心臓がなる香瑩

「あなたは・・・・　ひょっとして・・・」

「どなたでしたっけ・・・？」となる香瑩

似顔絵を描いてもらうことになった香瑩
懐かしさを感じている香瑩

男性は
「申し訳ない　君の上っ面の姿かたちしか僕には見えない　心が　表情が二重にぼやけているような感じがして　本当の黄身を写しきれない　お代は結構です　ごめんなさい！」
とわびる男性。

キャッツアイにもっていってリョウたちに絵を見せたところ
「よくかけてるじゃないか　そっくりだ！！」
といってくれます。
信宏もそう思いますと同意します。

変なおっさんだったよなぁ？と香瑩にも同意をもとめますがなんだか様子がおかしい香瑩

香瑩はこの感覚はリョウパーパに初めて会った時に感じたものと似ていると思います。

香に問いかけるも香は答えてくれません。

また、彼のいた公園に足を運んでみる香瑩。
公園の帰り道

夏目芳樹個展の看板の下に描かれている絵に目を引かれます。

そこには若かりし頃の香の絵が

君は今　香くんを　その絵の人をママといったのか！？

といって驚く夏目。

エンジェルハート　第91話　本当の表情

槇村香　だったら　この絵　私のマーマと伝える香瑩

夜になって鏡越しに香に話しかける香瑩

「彼　夏目芳樹さんは、マーマの初恋の人」と推察する香瑩

ほほをそめてうなずく鏡越しの香

孤児だった自分を養女にしてくれたと夏目につたえる香瑩
彼の笑顔をみると心臓が高鳴ります。

そんな夏目との会話を振り返っているとリョウが部屋に入ってきて
「何　夜中に鏡に向かってブツブツ言ってるんだ？」と不思議顔
「へっへ　秘密」とリョウを追い出す香瑩

翌日夏目とあい、スケッチブックを見せてもらう香瑩

中にはたくさんの若いころの香の笑顔が
喜ぶ香瑩に
全部失敗作だと告げる夏目

上っ面の表情しか描けなかった

香はいつも笑顔だったが心の中に違う何かがある気がして・・・

でも香はその絵を気に入ってくれなかった

香にその絵をみせたとき、カオリは
「ふざけないで　二度と　二度とこの絵をみせないで・・・！」とスケッチブックを地面にたたきつけて立ち去ってしまいました。

卒業式の後自分の家族が本当の家族がないと教えてくれたと夏目

あの絵を見せられた時自分の心の中を見透かされたようで腹が立った・・・と　

何も知らずに彼女を気づつけていたことを知った夏目。

でもそんな夏目に

「おまえいい画家になれるよ！　頑張れよっ！！」といってくれた香

香瑩をみていると香の幸せな家庭をもったことがわかるという夏目に
香が死んだことをつげる香瑩

自分が泣いていることにさえ気づかず涙を流す夏目の姿をみて夏目も香が好きだったということに気が付く香瑩

エンジェルハート　第92話　これが、恋？

君にとってとても辛い事を言わせてしまった　思い出させてしまったと涙を流しながらわびる夏目

その姿を見て胸がキュウとなる香瑩

ハンカチを差し出す香瑩

夏目と別れた後もそのハンカチを見ると胸がキュウとなる香瑩

夏目に会いたくて個展会場にいくもいざ会おうと思うとその場から逃げてしまう

自分の気持ちがよくわからない香瑩は冴子のもとに向かいます。

夏目のことを考えると胸がキュウとなるのはなぜなのか？
病気なのかな？と香に相談する香瑩

笑って
「あなたもちゃんと大人になってるのね！！」
と喜ぶ冴子

リョウに香瑩が恋していることを伝える冴子

キャッツアイでは香瑩がハンカチをみつめてぼうっとしています。
汗だくだった信宏はハンカチが自分のためだと思い、自分の汗をそのハンカチでふいてしまいます。

ショックを受ける香瑩

香瑩が恋していることを知るファルコンと信宏

気を失う信宏

救急車で運ばれていきます。

エンジェルハート　第93話　計り知れぬ想い

香瑩が恋をしているならその相手は非常に危険な立場にあるというリョウ

片思いで振り向いてくれなかったら？両思いだとしても相手が浮気でもしたら？

この店のようになる
と崩壊したキャッツアイの惨状をしめします。

相手の男を捜しだし忠告しなくてはならん！！といって香瑩のあとをつけるリョウ

夏目芳樹個展のまえでうろうろする香瑩

香の絵を書いたポスターがはがれていることを夏目に報告するスタッフ。
夏目はスタッフに
「今日は香瑩君はまだ来てないかな？」
と話しています。

夏目が香瑩の相手とあたりをつけ個展会場の中に入っていくリョウ

そこで、香の絵を見つけます。
香の絵の前で立ち尽くすリョウ

こんなところで　香に会えるなんて　俺の前でしか　しなかった香の心の奥底の表情に・・・

香の絵の前でのリョウの様子が気になる夏目

香瑩は夏目に会いに行こうか迷ってまだ個展会場の前でうろうろしています。
そこにリョウの姿が

香瑩の心臓が飛び出しそうになり、　リョウと叫ぶ香

リョウの涙をみてたっていることもできなくなった香瑩
その感情が香瑩が感じている夏目への思いに似ている　でも　もっと　もっと　深いと思う香瑩

エンジェルハート　第94話　父親が娘を想う気持ち

夏目への気持ちが恋だと確信する香瑩

そんな香瑩の姿を李大人に報告する陳さん

香瑩がキャッツアイに行くとそこには李大人が

見違えたよ　本当に　ずいぶんと・・・

と感慨にふけり涙をこらえることができない李大人
思わずといれに駆け込みます。

おなかをこわしていてねと言い訳をする李

心配して薬をかってこようかと提案する香瑩にまたまた感動する李大人。

トイレから戻り香瑩と話す李と香瑩

女の子らしくなった香瑩に
恋でもしているかのような憂いも見受けられるという李大人

とまどいながらも認める香瑩

でも
と言いにくそうにする香瑩に

場所をかえることを提案する李大人

リョウが泣いていたことを話す香瑩

自分の恋が　二人の足元にも及ばない　安っぽい恋かもしれないと悩む香瑩

香瑩の恋も立派な恋だと思うけど、冴羽と香さんの感情は　恋のもっと先にあるものと教える李大人

世の中難しいことだらけでわからない　自信なくしちゃうと落ち込む香瑩に

焦らなくてもいいと頭をなでる李大人

リョウはその愛を失ってしまった喪失感がふいに出会った香の絵によって溢れ出してしまったのであろうという李大人

リョウの話をしながらも涙ぐみ李大人をみてその涙にリョウと同じ涙を感じる香瑩

李大人は弟をなくしたけどそれだけじゃない　きっと何人もの大事なひとが手の届かないところへ行ってしまった涙だと思う香瑩

エンジェルハート　第95話　私、恋してます

夏目はかなり期待されいてる若手の画家だという話をする陳さん

30過ぎの中年じゃないかとぶつぶついう信宏

個展を訪れた香瑩は夏目が大人の女性と楽しそうに笑いあう姿をみてショックを受けます。
振り返った夏目と目があって逃げてしまう香瑩

キャッツアイで夏目の評価を高める李大人

反対する信宏

信宏を無視して香瑩の結婚式を想像して楽しむリョウと李大人

そこにとてつもなく不機嫌な香瑩がかえってきます。

こそこそと
「夏目に恋人でもいたんすかね」という信宏の声をきき

信宏につかみかかる香瑩

そこに電話がなり、夏目からの着信だと気軽いた香絵は信宏をほおりだし、うきうき電話に出ます。

キャッツアイの前にいるという夏目
夏目さぁーんと飛び出していく香瑩

公園で話す二人

どうして逃げたのかと尋ねる夏目に

「頭にきたの！！」という香瑩

女性と楽しそうに話していたことに腹をたてあの人は誰なのか？どうして自分は頭にきたのか？なぜずっと胸がくるしいのか？毎日個展にいったけど恥ずかしくて中にはいれなかったこと。会いたいのに会えない！もっと胸が苦しいのはなぜなのか？

と夏目につめよる香瑩

みんなは自分が恋をしているからだというし、自分もそう思うという香瑩

いい逃げをする香瑩

個展会場にもどり香の絵の前で香瑩が香にとてもよくにてると語りかける夏目

自分も香瑩が来るのが待ち遠しかった　自分の心が中学生に戻ってしまったようだと香の絵を見つめる夏目

エンジェルハート　第96話　遠い約束

個展の楽日に夏目に会いにいかない香瑩に
会いに行かなくていいのか？と尋ねるリョウ

夏目から相手にされていないのはわかっているから　夏目の口から聞きたくないという香瑩

思い込みで結論をだすところが香に似ているとリョウ

そんな香瑩のもとに8時に画廊で会えないかと夏目からメールが届きます。

香の絵を見つめ昔を思い出す夏目

卒業式に別れを告げる香

そのときに、あの絵をみせるときに本当はちょっと違うことを期待していたと告白する香
夏目は自分をただのモデルとして見てくれてないことがわかってがっかりしたと。

香はそのまま夏目の返事もきかずに去っていきます。

夏目もまたいい逃げの香瑩に香と香瑩は似た者親子だと感じます。

君との約束を果たしたいと香の絵に語りかける夏目に

「約束？」
と香瑩がやってきます。

個展会場に香の絵だけ残っているのをみて
「君のために残しておいた」
「君に　これを受け取ってほしい！」という夏目

卒業式の日香は

「あの絵まだもってるんでしょ」

生きていたらきっと笑顔でこの絵を見てくれるはずだから　香瑩に香の代わりにこの絵を受け取ってほしいという夏目

「ありがとう」という香瑩

「覚えてくれていたんだね　夏目君！」
といった香瑩に香に見えます。

自分が幻をみているという夏目

自分の中に香の心臓があることを教える香瑩。

だから、香が笑っていることがわかると

エンジェルハート　第97話　幸せな笑顔

手術の痕をみせる香瑩

泣き崩れる夏目

夏目は今日は君に伝えたいことがあった　公園での君の私への気持ち　その返事を　君に！
私は

明日　フランスへ帰る
と告げる夏目

公園で香瑩の告白を思い出す夏目
そこに
「娘に聞いたんだ　あんた似顔絵描きなんだろ？」と夏目のスーツケースに腰掛けるリョウ

リョウが香の絵の前で泣いていた男性だと気づく夏目

香瑩から聞いた話をリョウにする夏目。自分は香瑩に惹かれていたと　でもそれは香瑩の中の香の心へだったのか
そして香瑩も香の心に引きずられて勘違いしているのかもしれません

俺もそれは考えた　だがそう言い切れるのかな？とリョウ

わかりません
でも
香瑩にも私にも時間が必要な気がします　だから私は　パリに戻ります。と夏目

あなたに会えてよかったといって笑顔の香の絵を差し出す夏目
絵を見て微笑むリョウ

エンジェルハート　第98話　初恋、涙の別れ

パリに行く夏目に一目会おうと空港を走る若き日の香

しかし間に合わず、夏目ののった飛行機は飛びたってしまいます。
そんな夢で目覚める香瑩

リョウから電話で夏目の乗る成田エクスプレスの時間を告げられます。
今ならまだ間に合うぞ・・・！と

急いで新宿駅に駆けつける香瑩

しかしまにあわず、電車の扉はしまってしまいます。

発射間もなく電車は緊急停止しホームでしばらく停車することに。

リョウが信号機をうって故障させてくれたのです。(だめですね～)

電車から降りてくる夏目
「君の中には　今　君の心と香君の心が別々にいる　だから最初に会ったとき　表情がぼやけている気がして描けなかった」

元気で　またね香瑩といって電車にのる夏目
そして

さよなら　香君

お互いに涙がこぼれる夏目と香瑩

電車が去っていきます。

エンジェルハート　第99話　恋する気持ち

夏目が去り、一人駅にたたずむ香瑩

それを見つめる二人の父親

「男親なんざ　微力なもんさ　こと恋愛なんぞが絡むと出番なんてない　かえってウザイもんさ　そんなこたぁ女親に任せて　俺たちは娘の成長を祝って祝杯をあげようぜ！！」と李大人の肩を抱くリョウ

新宿駅をでると
「コーヒー　飲みたいな・・・」と思う香瑩

キャッツアイではおいしいコーヒーをいれるために苦戦している信宏
ファルコンからの点数は厳しく40点しかもらえません

そんな信宏に
「なぜ　誰のために　うまいコーヒーを飲ませたくて始めたのか・・・！？　その誰かにうまいと言ってくれることを願い　心を籠めて入れる　そうすれば　　　50点くらいにゃ　なる」

ずっこける信宏

まずいといったあいつを見返してやると68点という微妙な点数をめざす信宏

香瑩がやってきて

「おいしい　コーヒー　飲みたくて」

信宏に100点を目指せといってコーヒーをいれさせるファルコン

どうしてコーヒーが飲みたくなったのかわからない香瑩

香の記憶の影響で私もコーヒーが好きになっちゃってと思う香瑩

はっとなり
夏目への思いもただの香の記憶の影響ではないか？本当の恋ではないのではと思います。

信宏がいれてくれたコーヒーを飲んでいると

アシャンと声が
「あなたの恋が　私の心の影響だったのか　それは私にもわからない・・・　でもね阿香」

心配顔で香瑩をみつめる信宏

ファルコンがそのコーヒーは信宏がいれたものだと説明します。

どうかな？と尋ねる信宏

「おいしい・・・」と香瑩

大喜びの信宏

あなたの周りの　　恋する人の気持ち　心　という香の声がよみがえります。

ありがとう　そしてごめんと信宏にあやまる香瑩
意味があやまる意味がわからない信宏

信宏の入れた残りのコーヒーを飲んでみるファルコン

「45点！」

別の場所では

「うおおおおおん　私は嬉しい　そして悲しい」と泣き続ける李大人と困り果てるリョウ

というところでエンジェルハート第9巻は終わりです。

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