エンジェルハート(漫画コミック)8巻<ネタバレ>

エンジェルハート
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エンジェルハート 第78話 遺された指輪

最近槇村の夢をみるという香瑩

槇村の話になると口が重くなるリョウ

夜になり、また槇村の夢をみる香瑩

指輪の箱を片手に荒れる槇村。
プロポーズするつもりがうまくいかずけんかしてしまって渡せなかったようです。

あんな意地っ張りでガチガチの石頭で 人の意見なんて 聞く耳を持たない 自分本位で 融通がきななくて わがままで 気位 高・・・・
といって眠りこける槇村

どっちもどっちだとあきれる香

結婚指輪を見つめる香

そこで香瑩は目をさまし指輪のある場所を確信します。

朝になり、リョウに指輪をみせる香瑩

槇村の相手はどんな人かと尋ねる香瑩。

リョウは香瑩を槇村のお墓につれていくことに。

お墓の前で指輪を見つめなぜ形見として相手の女性にわたさなかったのだろうと思う香瑩

槇村と何をしていたのか尋ねるリョウ

「なんでプロポーズしてくれなかったのよ このバカ!!」といって墓石を殴る冴子

冴子に指輪を見せようとする香瑩

ところが心臓が大きく高なって渡すことをためらいます。

冴子の目を見てはっとなる香瑩

これを渡したら冴子は気持ちを一生縛られてしまうのではないかと。だから渡さなかったのだと。

私はかつて 槇村秀幸という男を愛した・・・ その事実だけでいいの・・・とほほ笑む冴子

エンジェルハート 第79話 冴子からのXYZ

ケリをつける時がやっきたわ・・・ 十年もたってしまったけれど・・・ ようやくと槇村の墓の前にたたずむ冴子

冴子は槇村のことが忘れられないのかとリョウに尋ねる香瑩

冴子は槇村より自分がすきだったのに、自分は香を選んでしまったからと得意げなリョウ

冴子に桶を投げつけられるリョウ

「私は仕事に生きる女!結婚なんて考えもしないわ!!」

「考えてないなら今まで何回見合いしたんだよォ?」

「あれは周りが勝手にお膳立てして嫌々 だから断ってきたでしょ! 全部」

「ひとつ訂正・・・ 断られたのよ!! ぜ~んぶ!!」
「私は連続猟奇殺人犯にストーキングされた女なのよ・・・」

「だろォ!! やっぱろお前みたいな危ない女に合う男はおれしかいないじゃないかぁ!」

「そうね」

よろこぶリョウに冴子は
「XYZ・・・よ リョウ」
「今朝・・・ 彼から連絡が入ったわ・・・」

「彼・・・?」

「十年前・・・ 私をストーキングした あの子から」

届いたメールを冴子と確認するリョウ

ゲームのイントロは、あなたとの思い出の場所”虹の橋”ここからスタートしたいと思います。

「虹の橋」

そこは槇村が殺害された場所。

メールには槇村の殺害現場の写真も添付されていて。

「今朝・・・ ”虹の橋” で女性の変死体が発見されたわ」と続ける冴子

「今度こそ 逃しゃしない・・・ 槇村を手にかけた・・・ あのガキを!」
と冴子の肩に手を置くリョウ

そのころ香瑩は蚊帳の外で一人家に帰らされています。

帰り道、本屋で最新銃器大全がが目につき手に取ろうとする香瑩

届かず背伸びをしていると後ろから男が

とっさに銃口を向ける香瑩

「へえ モデルガンまで持ち歩いているわけ? 筋金入りのガンマニアなんだねぇ」と最新銃器大全を渡してくれる男性。

男性を不思議そうにみつめる香瑩
こんな殺気もない人に なぜ体が勝手に反応を?

エンジェルハート 第80話 ターゲットは香瑩

冴子 初お見合いの席

トイレにいったまま戻ってこない冴子の見合い相手。
帰ろうとする冴子

そこの悲鳴が

冴子のお見合い相手は両腕の腱を切られ自力でテグスを解くことができなかくされ、トイレで首をつられていました。

犯人は遠山一真 当時14歳

その事件が起こる前から冴子の自宅には無言電話がかかってきており、その夜も電話があった
「俺と今日みたいなゲームをしよう」
次の金曜に歌舞伎町で汚れた女が死ぬ それを止めてみろ

予告通りその夜一人の風俗嬢が殺された

遠山は名指しで槇村を殺すと予告してきた

冴子の携帯に遠山からメールが

僕は今、冴羽リョウの娘と一緒にいますよ。

キャッツアイのリョウとファルコンの話は続きます。
リョウは槇村をおとりにして遠山をおびきだし、捕まえて、遠山は年少へ。

ところが半年後遠山は年少を脱走し槇村を手にかけて行方をくらませた・・・・

キャッツアイに駆け込んでくる冴子

先ほどのメールのをあわててリョウに見せます。
焦る冴子に、リョウは肩をふるわせ

大爆笑!!

そこに香瑩がかえってきて無事を喜ぶ冴子を前に、香瑩は

「私 人を殺しちゃった!!」と

本屋で銃口をむけたとき、リョウのいいつけどおり、弾装から弾を抜いてなかったらあの人殺してた・・・

な、危ないのはあいつの方なのさ よりによって一番ターゲットにしちゃあいけない相手を選んじまいやがったと冴子にささやくリョウ

メールにまだ続きがあることに気が付くリョウ

今回のターゲットを教えます。それは、貴女です。
冴子も狙われていることにあせるリョウ。

冴子は口笛をふいてとぼけますが
続きを読むリョウ

貴女ももうすぐ40代
今がその美を保っていられるギリギリの時でしょう。
貴女の美がこれ以上壊れていくのを見るのは僕には耐えられないのです!

女にこんなことをいうヤツはゆるせんなーと言いながら必死で笑いをこらえるリョウ

笑いをこらえることができる

「ぶははははは ヤツがゲームを再開した理由はこれかよォ ははははは」と大爆笑のリョウ

エンジェルハート 第81話 心臓の涙

香瑩が撃とうとしたのは香の意志だったのか?と話し合うリョウと冴子

香は遠山の顔も名前も知らない 香瑩の防衛本能が動いたのさ わが娘ながらいい勘してるよ まったく!とリョウ

それより冴子は遠山をどうしたいのか?と聞くリョウ

「私は警察官よ」と答える冴子

去り際に
香瑩はまだ子供だから親が守ってあげなきゃという冴子に

まるで母親の台詞だなとリョウ

冴子が帰宅後、香瑩の心臓に語りかけるリョウ

今日アシャンとあった男が10年前槇村をやった男だ。奴はアシャンと冴子を狙っている。お前はどうしてほしい?

なんの返事もない心臓から手を放し部屋をさるリョウ

眠る香瑩の目からは涙が

翌朝、石田さんから今日あえないかとメールがきたという香瑩
遠山の今は石田と名乗っているようです。

そのまま石田と会いに行かせたリョウ

「香に 香の判断に任せてみる・・・・」とファルコンと信宏に話すリョウ

エンジェルハート 第82話 危険な匂い

遠山と遊園地に出かける香瑩

知り合ったばかりの男と出かけることを父親に反対されなかったのかと尋ねる遠山

リョウにちゃんと謝ってこいといわれたという香瑩

なんのことをいっているのかわからない遠山

自分は元殺し屋で、あの日も本当はあなたのことを殺していたと告白する香瑩

キャッツアイではファルコンが、
「香が遠山に復讐したいと思っているなら香に 香瑩に殺しをやらせるというのか」とリョウを責めます。

「香はアシャンにそんなことはさせない」とリョウ
「自分の兄貴を殺した相手がどんな男なのか会いたいんじゃないかな ただそう思っただけなんだよ 俺は」

私も聞きたいことがあると香瑩
殺気も何もないあなたの何が私に銃を撃たせたのか? 私の心臓もあなたに反応している 私の心臓は・・・・

といったところで香瑩の心臓がドクンとなります。

「君の心臓がどうしたって?」とい遠山に

「あなたは最期に冴子さんに会いたかったの?」

「あなたは冴子さんに看取ってほしくて現れたんじゃないの・・・?」

我に返る香瑩

「君の中には違う君がいるのか!?」

心臓は香マーマから移植されたと説明する香瑩

槇村の妹だと気づく遠山

エンジェルハート 第83話 哀しき連続殺人犯

君の中に別の命が・・・ 魂が宿っているというのか!? 素晴らしい
といって涙する遠山

その後血を吐き
「私は 死なない!  永遠の魂となり  蘇る・・・!」
とつぶやき観覧車から飛びとびだしていく遠山

観覧車には一枚のCDが

キャッツアイにて遠山が末期の肝硬変であることをリョウに伝える香瑩

どうして彼が槇村を殺した犯人だと教えてくれなかったのかと香瑩がどなっていると信宏が帰ってきます。

リョウのもっているCDをみて
「すげぇ! デビルクロウのリメイク版のサンプルだぁ!」(リョウたちも知らない情報がわかる信宏 すごい!)

「だってオリジナルは2Dだったけど これは石田直純が3Dにするんで期待大なんですよォ!」と興奮する信宏

石田の名に反応するファルコンたち。
ゲームの内容をきくと

「架空の中世の街を舞台とした連続殺人鬼ものですが・・・」と信宏

ゲームの内容を詳しく聞くと、それは遠山が昔冴子にしたことに酷似しており

ラストは
ヒロイン(ヘレナ)の恋人がとうとうヒロインの兄まで殺してしまい、それを目撃したヘレナにこういいます。
「私の正体を知られたからには私はもうお前の側にはいられない・・・
私の魂はお前の心に永遠に残るのだ 永遠の魂となって!」

この言葉に香瑩の脳裏に遠山の台詞がよみがえります。

さらに続ける信宏

このゲームの本当の特徴は主人公はヘレナじゃなく恋人のディーダ つまりプレイヤーが犯人であったということがうけたと聞いています。

涙を流す香瑩 香マーマが泣いている。

こんなゲームに感化されるようなどんな悲しみが彼の心の中にあったというの?

リョウ、お前は香に遠山の判断を投げかけたが  香はお前に投げ返してきたようだな
とファルコン

エンジェルハート 第84話 悪魔のエンディング

遠山のゲーム会社に乗り込む冴子たち

冴子が部屋に顔を見せた途端

ヘレナだ!レディヘレナだとどよめきます。

石田=遠山のことを尋ねるも2週間ほど前から連絡がとれていないとのこと。

冴子にかかってきた電話によると遠山の部屋には人が生活していた形跡どころか生活臭すらないと。

応接室で制作主任はなす、冴子たち

彼の両親は古美術商で彼が逮捕された時もパリから帰国せずすべて弁護士まかせでしたねと冴子

両親のいない悲しみがわかるという香瑩

私は両親の顔どころかいたという記憶もない 凄く悲しかったけど諦めるしかなかった だから我慢できた
でも彼は・・・。

「奴には求めるべき両親がいた」とリョウ

「ああ でもまいった!変更したエンディングも完成させないまま石田が行方不明」と頭をかかえる主任

変更したエンディングを見せてもらうことに。
パソコンに入っているがパスワードがわからず見れない。

香瑩が
saeko
と入力しますがあかず

saeko39
と入力するとロックが解除されます。
「遠山殺す!!」と冴子

変更したエンディングでは悪魔になったディーダがヘレナに撃たれ無垢な赤ん坊 天使 に生まれ変わってヘレナに抱かれるというもの。

これが遠山の心理を投影しているなら

奴は冴子を殺したいんじゃない!! おまえを挑発することで自分に殺意を向けさせようとしているんだ!とリョウ

わかってる 私の手で・・・ 殺されたがってるのよと冴子

冴子の部屋のドアに銀の弾丸をぶら下げる遠山・・・

エンジェルハート 第85話 愛に飢えた悪魔

時間がない遠山は大量殺戮すらやりかねないとあせるリョウたち

石田の考えたエンディングにざわつくゲーム会社
新しいアイコンが表示されていることに気が付き、ボーナストラックと思いクリックすると

ゲーム会社が大爆発をおこし

冴子が部屋へ戻り、遠山からの弾丸を手に取っていると遠山からメールが

銀の弾丸で私を再生させて!と
そこに電話が

「遠山の両親は彼の説得を拒否したわ あの子は自分たちの子供じゃない 10年前に死んだと・・・」

冴子をまつ遠山の前に香瑩が現れ

君じゃあないんだ 君じゃあ と起爆装置をとりだす遠山

起爆装置を片手に、爆弾がしかけられているぞぉと叫ぶ遠山
逃げ惑う人たち

子どもが母親とはぐれこけてしまいます。

子どもを助ける香瑩

銃口をむける遠山

そのとき
「この子は殺させないっ!」といった香瑩の顔に香がかさなり

エンジェルハート 第86話 思い出の場所

お前たちは赤の他人だ 消えろ 偽物 と叫ぶ遠山

この子は私の娘・・・! この世でかけがえのないただ一人の!
という香

香マーマ どうして邪魔をと尋ねる香瑩

遠山に向けられた銃を香がおさえつけています。
あなたに人を殺させたくない いえ させない!

どこなの ママぁ パパぁ 
どうして僕の側にいてくれないのォォォ!!と泣きじゃくる遠山

爆発現場は奇跡的に死者はでず。

遠山は子供のママという声をきいたときに爆弾のスイッチを押すのをたまらったと。

「それで撃たなかった のか?」とリョウ
首をふる香瑩

香マーマが止めてくれた

でも、哀れな 子供に戻ってしまったような遠山の姿に体がうごかなかったと香瑩

冴子の携帯には

思い出の場所虹の橋へ 早く早くと遠山からメールが

虹の橋にすわりこむ遠山

桜の花びらが一枚舞い落ちてきます。

家族でお花見の思いでがよみがえります。

初めて だね 家族でお花見 明日 本当に二人ともお休みなんだね!? 夢じゃないよね!?と喜ぶ子供時代の遠山

ところが

「ごめんね 一真 急に仕事が入って今日はダメになっきゃったのよ」

「約束したじゃないか!! 僕 行くからね! 待ってるからね!!」

現れない父と母

どうして来てくれないの・・・? 僕はここだよぉ~ぉ!!と泣き叫ぶ遠山

虹の橋に人影が現れ

ママ ママなの?と遠山

「なごり雪ね」と現れたのは冴子

銃に弾をこめ
「ゲームオーバーよ」と遠山に銃口を向ける冴子

「ヘレナぁ~」

エンジェルハート 第87話 唯一の愛情

そのまま嬉しそうに撃たれるのを待つ遠山

撃たない冴子

「私は警察官 野上冴子・・・!」

撃たないと起爆装置をおすと脅す遠山

その手を狙うリョウ
他の場所からは頭を香瑩が狙っています。

殺してはダメ
と銃口をそらされる香瑩

香を感じます。

冴子は起爆装置をおすとさけぶ遠山にかまわず近づいていきます。
「押しなさいよっ!!」と

これは無二の親友を殺されたリョウの分っ!!とさらに拳固で殴ります。

ゲームにこんな場面はないという遠山

これはゲームなんかじゃない 人が死ねばリトライなんてできない それで終わり!!
あなたがてにかけた 多くの人たちへ償いはこんなもんじゃすまない!! 生きてその償いをしなさい!!
と怒鳴る冴子

そしてこれは
とさらに詰め寄る冴子

おびえて起爆装置を押しそうになる遠山を

「そしてこれは・・・ あなたの両親があなたの与えてくれなかった分」といって抱きしめます。

あの時と同じ
といって昔を思い出す遠山

両親と花見の約束をしていた日、話しかけてきた冴子

夜は冷えるわとそっと自分のマフラーをはずし遠山に巻いてくれます。

そしてきゅっと抱きしめて
「そんなに体が冷えて 早く ご両親来てくれるといいわね」
といって去っていきます。

貴女は忘れているだろう

けどここは 僕と貴女の初めて会った場所 思い出の場所

僕は 僕は ずっと ずっとこうして欲しかったぁ!! ママとパパにぃ!! といって泣きじゃくる遠山

エンジェルハート 第88話 あたたかい銃弾

憎んでも憎み足りないかたきの心を受け止める

私にはできないと思う香瑩

生きて

あなたはこれから償いをしなくちゃいけないのよ!という冴子を突き飛ばし

そんな時間はないといって、ジャケットを開く遠山

そこには爆弾が巻いてあって

私は天使になるんだといって起爆装置を押そうとする遠山

その時、遠山の身体がびくりと痙攣し、静脈瘤が破裂します。

殺して 苦しい と懇願する遠山

銃口を向ける冴子。

その時銃声がなり、遠山の額を打ち抜きます。

リョウが放った銃弾に遠山はひざをつき
「ありがとう 冴子」
といって倒れます。

夜が明けて歩道橋の上ではなすリョウと冴子

「ありがとう リョウ」
「遠山をどうして欲しいのか あなた そう私に聞いたわよね でもリョウ あなたこそ 彼を・・・」

「おまえは自分の心を抑え遠山の悲しみを受け止めた・・・ だから撃った あれは俺の憎しみの銃弾じゃないよ 遠山の言う ヤツを天使にする銀の銃弾・・・のかわりかな?」

疲れたかなとリョウにもたれかかる冴子

「茶ぁしますか?」というリョウに
もう少し  このままと涙ぐむ冴子

自宅で槇村の指輪を見つめる香瑩
今はこれが冴子さんを癒してくれるかも・・・・・

というところでエンジェルハート第8巻は終わりです。

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まんがホット エンジェルハート1stシーズン

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冴子と槇村が付き合っていたとわーーーな設定のエンジェルハート8巻でした。
シティーハンターではそんな設定ではなかったはず。

それにともなって槇村の死因も変更されています。

ま、パラレルワールドなので!!!

親切でマフラーを巻いて執着されてしまうなんて。

怖い話ですよね。

よく、憎しみの連鎖を止めるために仇のことも許せと聞くけど
自分の近しい人が殺されたりしたら
相手にどんな事情があろうと許すことができるかなと考えてしまうお話でした。

たしかに、かたき討ちを続ける限りその連鎖はとまらないのですが。。。。相手には相手の正義があるのでしょうし。

相手を殺してもなにもならないことはわかるけど、
私は許すことはできないだろうな・・・・

9巻では香瑩の初恋!?

香の過去の思い人が出てきます。
アニメだと、声優さんはアムロレイこと古谷徹さん

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