エンジェルハート 第111話 早百合の旅立ち
早百合を空港へ送る途中でエンストするリョウのミニ
急がなくても会社のみんなは優秀だから大丈夫だといって草むらに横たわる早百合
リョウと香の常識はずれは生活を体感したら自分の生活の苦労なんて些末なものに思えてきた
香はリョウのおかげで私とは比べ物にならないほどの幸せな人生を送れた
大事なときに常に一緒にいてくれた。
そして今は香の娘をと早百合
「君にもいるんじゃないのか?そういう人」とリョウ
そんな人はいないといいかけ
プロポーズされていたと語りだす早百合
病弱な母の面倒をみなくちゃいけない、仕事が忙しいと理由をつけて断ってきたが今の生活を変えるのが怖かったと。
もう遅いわよねというつむく早百合に
「そうかな?」というリョウ
そうよね 当たって砕けろよね!!と電話を取り出す早百合
電話をかけだした早百合に直接いえばとリョウ
電話のコール音がなぜかミニのトランクからしてきて
今朝アパートの前をうろついて早百合を心配して追ってきて、ようやく早百合の居場所を探し当てたらしいとリョウ。
早百合を空港で驚かすんだといって自分からトランクに隠れやがった。
バカな人といって涙ぐむ早百合
NY行きの便にはまにあわなかったがSF行きの便にのってさっさとかえっていった早百合と彼。
「人って変わるときは変わっちゃうもんだねぇ~」と香瑩
幸せにね ねぇねと香がミニの窓に映る。
エンジェルハート 第112話 依頼人はひったくり!?
ボストンバックをひったくる男
バックの中を開けてみると・・・
中には赤ん坊が!!
伝言板にXYZと赤ん坊を書いて消された文字をみつける香瑩
キャッツアイで依頼人をまつ香瑩とリョウ
赤ん坊を抱えた男が飛び込んできます。
依頼人の名前は相田邦雄
赤ん坊の面倒を見るのが大変でという話をしだします。
依頼内容を確認すると
この赤ん坊の両親を捜してほしいと。
ひったくりをしたカバンの中に赤ん坊が入っていてしばらく家で様子をみていたが誘拐事件のニュースがでてこない。
誘拐の届け出がててないボストンバックに入れられていた子供なんてわけありだから、捨て子ですと言って警察にもっていけばいいというリョウ
警察なんかに届けたら、施設に送られてしまうだろと相田
この子は 俺 なんだ・・・!
「俺ぁ この子に約束したぁ!! 必ず親を見つけてやるってよ!!」と叫ぶ相田
一度はこの子を捨てようとした
ところが
クリスマスまでに親をみつけてやると約束する。
親にこの子のあの笑顔を見せてぇんだよぉ そして 捨てた事を後悔させてやりてぇんだよ!!
ため息をつくリョウ
エンジェルハート 第113話 ベイビートラブル!
泥棒を一週間しなければ依頼を引き受けることにしたCH
香瑩は見張り役として相田と一緒に行動を共にします。
泥棒をしたのは初めてだったことや、自分も両親がいないことや、ひったくったカバンにお金がはいっていれば彼女にクリスマスプレゼントがかえたのになど身の上話をする相田
相田の部屋につくと誰かが後をつけてきたようで、ドアをあけると女性がたっています。
恋人の明菜か確認すると いや しらねぇと答える相田
女性は赤ん坊をみて
「それ 私の赤ちゃん・・・」といい涙をこぼします。
子どもをいとおしそうに抱きしめた後
「よかた いい おとさん 見つかて・・・」とい女性
私 国帰る 国 夫と子供いる・・・ その子 連れてかれない
と頭をさげて出ていく女性
赤ん坊をだいて途方にくれる相田
そこにノックの音がし、入ってきたのは彼女の明菜
香瑩と赤ん坊 赤ちゃんの三人をみてだまって部屋を出ていきます。
どうして帰ったのかわからない香瑩
明菜から届いたメールには
「最近アパートにくるなと言っていた理由がわかりました。やっぱり年上の女より若い女の子の方がいいのね! 子供までいるなんて さようなら!!」
依頼内容を変えたいといっているとリョウに電話をする香瑩
「頼むぅ 彼女との誤解をといてくれぇ」と泣き叫ぶ相田
エンジェルハート 第114話 恋人同士の誤解
彼女の誤解をといてくれなんてCHの仕事じゃないとごねるリョウに明菜の写真をみせる香瑩
写真をもってどこに走り去っていくリョウ
明菜が一人で飲んでいるバーをみつけるリョウ
まるでクリスマスを前に彼氏にでも裏切られたみたいだなと明菜をくどきだすリョウ
相田がやってきて、全部誤解だと明菜を説得する相田
赤ん坊に明菜の名から名前をとって菜々となずけていた相田
母親に捨てられた子供の世話をしていたことなどを聞いてそう優しいところが好きだと仲直りをする明菜と相田
ところでどこに捨てられていたの?と尋ねる明菜にバカ正直にひったくっちゃたと答える相田
げんこつで明菜にふっとばされ、子供を誘拐したとまた誤解をされてしまいます。
エンジェルハート 第115話 聖夜の奇跡
誤解をとくも、相田に職がないこと、年の差などがあることからよりをもどさないという明菜
クリスマスイブに路上ライブを行う相田
彼の曲を聴く人だかりの中に明菜の姿が
「相田は菜々ちゃんを引き取る決心をしました」と明菜に伝える香瑩
ほんとバカなんだからといってかけだす明菜
そのとき菜々ちゃんがいきなり大声で泣きだし
ギャラリーたちはしらけてその場を去って行ってしまいます。
泣き止まない菜々ちゃんにあわてる相田
そこに明菜が戻ってきて菜々ちゃんをあやします。
「あなた 変わったわね この子に出会って優しくなった 曲も あなたの目も きっとあなだの心にぽっかり開いた寂しさの穴を埋めてくれたのね 菜々ちゃんが・・・ 私では 埋める事のできなかった穴を・・・」
泣き止んだ菜々ちゃんを渡してさよならをつげるようとする明菜
そのとき菜々ちゃんが
「まぁ~まあ~あ」といってニコと明菜に笑いかけます。
あまりの愛しさに菜々ちゃんを抱きしめる明菜
神さんに任せろって言ったろ?といって去っていこうとするリョウに
「ふ~ん 神様の遣いって随分赤ちゃんにひどい事するのね!」と香瑩
赤ちゃんが泣きだしたのは、リョウが五円玉(CHが以前依頼を受けた双子の兄からもらったリボン付きの五円玉)を赤ちゃんの頭にぶつけたからだったのです。
「俺は神さんの手伝いをしただけさ・・・」
抱き合っている明菜と相田に
「あのぉ~ お取込み中、まことに申し訳ないが・・・」
「いやぁ 君の音を聞き続けてたが 最近化けたねぇ 実に素直で優しい音を」といって差し出された名刺をみると
エポックミュージックのプロモーターさんで。
時間が流れて大晦日
ホームレスと飲んだくれるリョウ
スタジオアルタのアルタビジョンには菜々ちゃんを背負って歌う相田の姿が
エンジェルハート 第116話 運命の再会
一人の女性が信宏の事を追跡しています。
彼女は青龍部隊の一員
リョウとの戦いで参加した青龍部隊は全滅したと聞かされていたため、信宏は死んだと思っていたようです。
キャッツアイをを訪れる女性
香瑩は自分たちを同じ匂いを感じます。
仲のいい香瑩と信宏を見て
「恋人ですか?」と尋ねる女性
違うと即否定され落ち込む信宏
その姿をみて笑ってしまう女性
「ごめんなさい 笑って・・・ でもあなたカッコいいからもてるんじゃありません?」
「もてないんだこれが!」と変わってこたえる香瑩
「でも誰かに告白されたことくらい・・・」
「あり得な~い!」と香瑩
「・・・あるよ!」と答える信宏
ある女性に告白されたことを思い出します。
「悲しい 思いで?」
と聞かれ
「いえ 俺 ずっと辛い 思いだしたくもない事ばかりだったけど そのことだけは・・・」
「今は幸せ? 幸せそうだわ」
お勘定をして出ていく前に
青龍章を置いていきます。
それをみて白蘭だと確信する信宏
自分が新宿に駆り出される前のことを思い出します。
白蘭に青龍章を自分に託してい行ってほしいといわれたことを。
青龍章を渡した後、抱きつかれ
「必ず 生きて帰って ・・・好き!」
と告白される信宏
私を覚えてくれていたなんて うれしい 信宏といって涙を流す白蘭
エンジェルハート 第117話 二人の変化
白蘭と街を歩く信宏
キャッツアイでは香瑩とファルコンが
「気になるか」
「うん 羨ましい 信宏が・・・」
「昔の気のゆるせる仲間がいる・・・ 私の朱雀部隊は個人活動だったからお互いの仲間意識はとても希薄だった・・・」
「きになるのはそれだけかな・・・?」
とほほ笑むファルコン
「変わったわね」と信宏にいう白蘭
「昔のあなたはまるで感情のないロボット どの部隊員より優れた技能を持っていたけれど仲間の誰にも心を開かず孤立していた そのうちに秘めた句会悲しみを隠すかのように・・・」
「何がそんないあなたを変えたの?」
「この街が この街の人たちが・・・だろうね」
「特に ある人を俺は心師匠だと思っている 俺なんか足元にも及ばない凄い人だ! 強さも 優しさも もっこりも・・・」
「もっこり?」白蘭
「あの人が今の俺の目標なんだ」
「誰なの? その人」
「冴羽リョウ CHと呼ばれる この街の」
そこに
よんだかぁ~
と現れるリョウ
白蘭をみて
「もっこりちゃぁ~ん」と連れ去ってしまいます。
なにか探し物かなと追手を食い止めるリョウ
白蘭に新宿にきた理由をきく信宏
私はもう青龍ではないという白蘭
今日は楽しかったといって任務がなにかは教えずに信宏の前を去ろうとする。
白蘭の笑顔は青龍部隊にいた時信宏の心のやすらぎだったことを伝え、今こそそのお礼がしたいと伝える信宏
ありがとう
といって白虎章を信宏に託してかけていく白蘭
白虎は組織の諜報部隊であり隠密単独任務のため生存率が四部隊で一番低い部隊。
白虎章をたくされたことに嫌な予感がする信宏
エンジェルハート 第118話 白蘭の任務
陳さんに懇願して白蘭の任務を聞こうとする信宏。
準鷹会という正道会と敵対する組織があり、そこが仕切っている裏カジノのディーラーに白蘭という女がいると聞いたことがある。
準鷹会の幹部の一人早川俊輔の大のお気に入りらしいとの噂だが・・・
白蘭は準鷹会で怪しいと目をつかられているようで、尾行をつけた男が未だに連絡もなく戻ってもきていない。
これをどう思う早川!!
と問われる早川
駐車場につくと警備のものがやられてて、車のなかからは尾行をしていた男が縛られて出てきます。
後ろから現れたのは冴羽リョウ
俺の弟分の大事なデートに無粋なまねされたんじゃあ黙ってるわけにもいかなくてね
陳さんの話は続き、
白蘭の任務はおそらく早川暗殺の手引きだろう
白蘭は信用され任務遂行まで今一歩 よほどのことがなければ信宏が危惧するようなことは起こりえぬ
独り言が過ぎたようだといって立ち去る陳さん
リョウをカジノにつれていき白蘭を紹介する早川
中国人であるということから尾行をつけられたようだが、リョウに不快な思いをさせたことを侘びる。
白蘭をみる早川の目に、なにかを感じるリョウ
早川は自分の右足が義足になった交通事故について話しはじめる
心の一部 娘も失ったと。
その娘に白蘭は生き写しであるとのこと。
エンジェルハート 第119話 スコープの中の真実
陳さんに心配するようなことはないといわれても、白虎章を預けていったことに白蘭が死を覚悟しているのではと心配する信宏
組織に侵入して白蘭をまもるという信宏に、顔がばれている信宏ではだめだといって香瑩は私がいくといいだします。
香瑩には関係ないとつっぱねる信宏を1tハンマーで殴り気絶させる香瑩
早川暗殺が危険な任務かを確かめるために狙撃を試みる香瑩
スコープ越しに早川を除いていると、
身を挺して早川を守るそぶりをみせる白蘭
早川を家まで送り届ける白蘭。
早川が一人で部屋に入るとそこに香瑩が
自分をガードに雇わないかという香瑩に
何者だと尋ねる早川
CHと答えると
最近は営業もしているのかね? CHはと答える早川
エンジェルハート 第120話 神から授かりし子
冗談はよしてくれないか?お嬢さん
私の知っているCHは 冴羽リョウという男だという早川
「あなたリョウパーパと知り合いなの?」
「私は冴羽リョウの娘 香瑩」
と答える香瑩
「娘 冴羽に?」と驚く早川
香瑩を捜しにキャッツアイにいくリョウ
信宏が
「白蘭が 白蘭が」とあわてて飛び出していこうとします。
詳しく話してくれないかと信宏にいうリョウ
心臓の話をする香瑩
冴羽は家族を いい娘を持ったな あいつも
冴羽にとって君も神から授かりし子 なのだな
不思議そうな香瑩に
「私にとっての 白蘭と同じように」と話す早川
早川は白蘭と出会った時のことを思い出します。
ずぶぬれで早川の車の前にふらふらと現れた白蘭
奈緒ぉおおお!!と白蘭を抱きしめる早川
自分の死んだ娘とそっくりな白蘭を何としても助けねばと思い、家で養生させることに
目が覚めて部屋を見ると女の子っぽい部屋にいる白蘭。早川から、2年前に死んだ娘の部屋だと教えてもらいます。
助けてくれたことに感謝するという白蘭に、自分はやくざだから人に感謝されるような人間ではない
気まぐれで助けただけだから早く治していつでも自由にここをでていってくれていい 感謝などする必要などないという早川
元気になっても私をお側に置いてください。娘さんの代わりに 代わりというのはおこがましくても少しでもあなたの心をいやすことができるのなら あなたにもらったこの命をあなたのために使いたいとほほ笑む白蘭
その言葉と笑顔に白蘭を手放すことができなくなったという早川
今や 私は白蘭を本当の娘のように思っている・・・
その話を廊下で聞いている白蘭
エンジェルハート 第121話 初めての愛情
香瑩の申し込みを断る早川
冴羽の娘にガードをさせるわけにはいかないと
だが
一つ頼みがある
君と白蘭は歳が近いようだ・・・ よければ・・・ 彼女の友達になってはくれまいか?
「引き受けました」と笑顔で答える香瑩
部屋を出て白蘭と話す香瑩
香瑩はなにものなのかと尋ねる白蘭に
「私はただの信宏の友達よ・・・ 昔からの」
昔からのという言葉に反応する白蘭
白蘭の白虎の任務についての推測を話す香瑩。
でも、狙撃の時に早川を身を挺して守ったのはなぜか!?
早川があなたに好意を持った様にあなたも彼に好意を持ってしまった・・・ 白虎を裏切る覚悟をした だから信宏に白虎章を・・
と話つづける香瑩に
「何者!? あなたは!」
自分は朱雀のグラスハートだったと正体をあかす香瑩
数年前に 死んだ 朱雀の伝説の・・・ あの!?と驚く白蘭に
「そう 私は死んだ・・・ 自殺した・・・ 人を殺し続ける事に耐え切れなくなって・・・」
「心臓移植で新しい自分に生まれ変わった」と手術痕をみせる香瑩
同じなのね と膝から崩れ落ちる白蘭
早川の車の前に飛び出すときに自分を刺した白蘭。
そのとき
もう生きていたくない!
人を欺き人を死に誘う まるで死神のよう 信宏も もういない 私もあなたの元へ行きたい!
そう思っていた白蘭に
生きろっ!!
の声
目覚めると目の前にターゲットである早川の顔
信宏を思い出し
あなたもこんな生き方よりも 死が・・・救いだった・・・?
私も 生きる資格はない
死んだ方が いい
とつぶやく白蘭
「死なせはせん!!」
「かわりに私の命をあげてもいい! だから生きてくれっ!」と手を握り懇願する早川
その目には涙が
「頼む 二度も私から離れないでくれ!!」と手を強く握りしめ涙を流す早川
こんな私のために・・・
いうところでエンジェルハート第11巻は終わりです。
エンジェルハート一覧へ
時間はかかりますが、エンジェルハートはマンガほっとで無料で読むことが可能です。
まんがホット エンジェルハート1stシーズン
↑画像をクリックするとアマゾンに飛んでレビューなどが見れます。
12巻はもうすこし白蘭編が続き次はなんと香瑩と同じく移植した心臓の記憶をもつ男の話です。