なかなか新刊が発売されないエンジェルトランペットですが、今回エキストラガールの3巻と同時に発売されました。
2巻は、まりもと凛の能力についてふれておりまして、母親の視点からのお話となっていました。
なので、時系列的には、1巻よりも前のお話となっていました。
今回は、そのお母さんが、残した、メッセージを元にお母さんのもとへいざいかん!というお話です。
その道中でてきた中学生の女の子。
どうやら、妊娠しているようです。
が、これが、どうも、同意の上妊娠ではなく脅されてるよう。
そう、担任の先生に薬をかがされ、レイプされ、その写真をとられておどされている女子中学生だったのです。
ストーカーともいえる担任から逃れるため、死を考えています。
ですが、まりもと凛と出会うことにより卑怯な大人に立ち向かう決心をします。
その後、1巻で登場していたすみれが再登場。
彼女はまりもと凛を追いかけ、やっと出会うことができます。
すみれは沖田の元かのです。
まりもと凛の母親は沖田の憧れの人であり、沖田はまりもと凛の母親になにかがおこっていることをしり、協力しようとして、処理されたようなのですが、ニュースでは死亡したようにとりあげられていますが、おそらく生きているもよう。
まりもたちは、母親のメッセージより沖田に渡してほしいといわれたSDカードをすみれに渡します。
SDカードの中身を見ることにより、GAH(グリーンエンジェルホーム:まりもたちのような、能力に目覚めた子達を強制的に隔離している施設)の現状を知るすみれ。
そんななか、世間では空飛ぶ人が話題に。
どうやら、これはランドセルを背負った子供のようで、まりもたちの仲間のようです。
マリも立ちもそれに気がつきGAHの連中もそれに気づき捕らえようとしているとことで3巻は終わります。
この、ランドセルを背負った空飛ぶこのイラストが最後にちょこっとでてくるのですが、
ま~、天よりも星よりもの忠臣君を彷彿させる顔をしております。
なかなか、怖い顔つきですが。さて、この子がどう次回から絡んでくるのか。
今回、凛ちゃんがネコをかい出すのですが、凛ちゃんはないてるとき、怒っているとき、人や動物に触れると相手を傷つけてしまうため、簡単にさわることができないというシーンがあります。
自分の意思とは関係なく発動してしまうこの能力。
切ないですね・・・。
そして、ないている凛にやさしく声をかけて頭をなでてくれようとしたおばさんの手をふりはらう、まりも。
これまた、うまく説明できないまりもが切ないです。
4巻は冬に発売されるようですが、続きが楽しみであります。
エンジェルトランペットはどちらかというと、遠山京香系で、時事ネタなども微妙にからめといった感じでしょうか?
エキストラガールは、ちょっとPAちっくになってきました。
エキストラガールの3巻の感想も近々書きたいと思います。
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