真柴ひろみさんの最新コミック恋語を読みました。
真柴ひろみさん作品は大好きで、ずっと新刊チェックしてたのに、もれてて、今頃頃の購入になってしまって・・・。
新刊出るの楽しみにしてるんですけど、気が付いたらでていまいた。
「ヒメボタル」
「恋愛不体質」
「遥かな人」
の3つの読み切りが収録されていました。
まずはヒメボタルの感想とネタバレから。
幼いころから目立たない存在で地味目の主人公が結婚もできる、30代になってしまい、親からは猛烈に結婚をPUSHされるしでも、相手もいないし、自分から行動的に動くタイプでもないし。という感じのお話。
年頃になって親と同居されている方はこの悩み多いのではないのでしょうか?
ですが、そこは真柴ひろみさんの作品。
やはり、親の気持ちというのもうまく描かれています。
いくつになっても親から見れば子は子供なんですよね。
心配なんです。
うざがられても、心配なものなんですよ。
でも、そんな地味で、同窓会に出席しても誰かも思い出してももらえないような彼女でも、見てくれている人は見てくれていた!
ま、ありがちなんですが、女性のあこがれですよね。
誰かは私をみてくれている。
ほんわり、気持ちが温かくなります。
これまた、女性用の漫画なので、お相手は昔、好意を抱いていた男の子。
ほんと、ありがちなのですが、こんなありがちなお名なしでもやっぱり、真柴ひろみさんが描かれるととても気持ちがぽかぽかします。
最後が結構お気に入りで
そんな地味で目立たない彼女なので、近所のおばちゃんたちの受けもよく、お見合い話をおばちゃんがもっていこうとしたところに
「そのお見合い、僕が彼女にプロポーズしてことわられてからでいいかな?」
とねるとんばりのちょっとまった~!!です。
このエンディングかなり好きです。
そんな風に言われてみたいものですね~。
草食系が多い中、そんな男性いるのか!って思いますが。
ま、漫画は夢をみるためにもあるので、気持ちがほこほこしました。
「恋愛不体質」
自分から行動できない待ちの女性のため、彼氏ができない恋愛不体質の女性。
男の人を見下してしまうがために彼氏ができない恋愛不体質の女性。
天然?のような、ぼんやりなのんびりタイプの為に彼氏ができない恋愛不体質女性。
太ってて自分に自信がもていないから彼氏ができない恋愛不体質の女性。
といった感じのタイプの女性たちのお話です。
これも、どのタイプもいるいる、わかる~といった感じです。
今どきですよね。
待ちの女性の下に、恋愛体質の女性社員が入社してきて
「出会いなんてどこにでもあるじゃないですか~」
「今の彼は旅行にいったときのバスの添乗員で、もうアタックしてメアドGETしたんですぅ~」
といった感じです。
この子がきっかけで、自分も勇気をだしてうごかなきゃと思うですね。
「断られたらどうしようとか思わないの?」
「そのまま、なにもしないでおばあちゃんになればいいじゃないですか」
これはきつい!
そこで、勇気を出してずっと傘を返すことができずに気になっていた男性に傘を返したいとアプローチ。
無事に会うことができたのですが、彼には彼女がいることが発覚。
でも、彼女とうまくいっていない模様。。。。
いいですね。漫画って。
彼は彼女と別れて、京都だったかな?に転勤に。
勇気を出して、遊びにいったときは案内してくれますか?のメールをするも返事もらえず。
でも、行動してよかった!と満足気な待ちの女性。
かと思う気や
まさしく、漫画!
彼は、転勤の際に携帯を元のオフィスに忘れてきていたメールをみていなかった!!!!!
いや、ないでしょ・・・・と突っ込みたくなりますが、
「ちょくちょく遊びに来て下さい」
と返信をして終わり。
ないないないと思いながらも、面白かったです。
やっぱり、よくいいますが
やらない、後悔よりやって後悔ですよね。
なかなか、わかっていても難しいですが。
こんなことならやらなきゃよかったって後悔はいっぱいありますもんね。人生。
でも、うごかなくっちゃ日々はなんにも変化しないんだよな~と思わされたお話でした。
男の人を見下してしまう女性は、編み物カフェに来ていた、編み物する男性なんて~と思っていた男性に、偏見をもたずに思い切って声をかけてみたら、案外いい感じに。
のんびりタイプの彼女は思い切ってお見合いを。
太っている女性は、毎日ランニングを頑張っているうちに、いっしょなランニングコースの男性に声をかけられて
といった感じで、それぞれなにかが変わり始めます。
うん。このお話、とっても好きです。
お気に入りのお話ですね。
「遥かな人」
これは一番の長編でしたが、面白くないとはいわないのですが、そこまで好きなお話ではなかったです。
お父さんが迎えた若い後妻さんに恋心をいだくお話です。
そのお父さんも死んでしまって、二人暮らしが始まって。。。
男性が主人公のお話です。
でも、やっぱり真柴さんのお話って素敵です。
てぃーんずとか、読みたくなってしまった。。。。
真柴さんのブログに昔の漫画のことのってます。
http://d.hatena.ne.jp/yamato1227/
君だけに輝く以降の作品しか残っていないので、
硝子白書にはいっている
10,000日の裕哉へ
がむちゃくちゃ読みたい!
タイムトラベルものって大好きなんですよね。
赤石路代さんの、その日は金曜日とかも好きだし。
真柴ひとみさんの作品なら、
無口なテレパシーとか、withにはいっていバースデイとか好きだな~。
タイムトラベルもののカテゴリーで今度感想かこ!
映画も時間をつかったもの好きだし。インセプションとかエターナルサンシャインとか。