自分の小さな箱から脱出する方法という本を読みました。
対人関係について、悩んでいる人向けの本で、自分が箱の中に入ってしまっていると、ものの見え方なんかが、箱の外にでているときと違うということで、箱の外に出るにはとか、そういうお話なのですが、
何と言っても登場人物の名前が全部外人名!
これが、読みにくい!
会社名なども、全てがカタカナ表記。
親近感もてない。覚えにくい!
翻訳のときに、適当な日本語名にかえちゃだめなの?
ま、読み進んでいくうちに、なれますが。
内容はこの手の本にはよく書いてある
相手変わらない。原因は己にあり。
といったところです。
基本的に、リーダーなどの立場の人から見た視点の箱なので、
部下側から見た、困ったリーダーとの、接し方には触れておらず。
私は困った上司に、悩まされているので、どー考えても、あの上司と接するのに、このやり方は無理!
と言った感じでした。
上司には、是非読んで欲しいと思いましたが、登場人物が自分とかさなるという、認識自体もてないんだろうな〜といったところです。
本を読んで、目からウロコと、なるくらいなら、とっくに、かわってるはず。
最後の方に出てきた事例は私の理想の上司像でした。
法律関係の仕事をしていて、方に基づき、完璧な資料を作成したつもりの、主人公でしたが、
法というのは改正があるもの。上司に、改定の確認はした?といわれ、確認したところ、改正の部分を見落としていたために、作成した資料は、全く使えなくなってしまったのです。
上に報告する際、自分のミスを報告されるだろうと、萎縮していた主人公でしたが、上司は
私のミスで失敗をしたと、誤ったそうです。
あとから、なぜ、自分のミスだと言わなかったのかと、上司に尋ねたところ
改定の件に関しては、確認せねばと思いながらそれをおこたった、私のミスだと。
主人公は、それを聞いて怒られるよりも、もっと重く責任を感じたそうです。
わたしは、これが上司のあるべき、当たり前の姿だと思っています。
が、うちの上司ときたら、部下の手柄は自分のものにするわ、自分のミスは人のせいにするわ、真逆のことをしています。
いい本は、世の中にたくさんあれど、人があれじゃ〜ね〜。
できない上司を使える上司に変える、魔法の本があったら誰か、教えて下さい。