真柴ひろみ先生新刊 うれしいことばかり 感想

おすすめの本
スポンサーリンク

大好きな作家さん、真柴ひろみ先生の新刊です。

昔から好きな作者さんでしたが、大人向けのお話をかかれるようになってからますます大好きに。

あたたかいお話をかかれます。

君は僕のヒーローだはまいバイブル的な漫画。続編書いてほしいくらいです。

くりさんにまた、会いたいわ~。

今回の表題作の主人公はなんと55歳の未婚の男性。

なかなかのイケメンさんなので、若いころはもてただろうに・・・・

縁がなかったのかしら~。

痛いよね~

とか周りにはいろいろいわれていましたが、

そんなことない!全然、痛くない!
とは思いましたが、

漫画ですし、確かにそういった目でみられる人はいらっしゃいますよね。

今回もとても心あたたまるお話で、55歳の純愛です。

韓国ドラマか!とつっこみいれたくなるくらいの純愛。

大学生のときからの片思いです。

ま~片思いというよりもお互い両思いだったのに伝えられなかったといったところでしょうか。

親友?と結婚してしまった彼女がずっと心のどこかにひっかかっていたのですが、実は彼女は未亡人になっていたことをある日知って。

ですが、出会ってまもなく、彼女はスキルス性のがんのため余命半年宣告。

それを受け入れた上での結婚。

そんな、熟年カップルのお話です。

人間いつまでも思い続ける人がいるっていうのはいいものですね。

 

同時収録は星屑パズル。

真柴先生お得意の時空を超えるお話かと思いきや、今回はパラレルワールドです。タイムスリップかと思いきや、分岐点があって、そこから違う人生を歩んでいた場合のパートナーがこっちの世界にやってきたというお話。

自分の選択でやりたいことをやってのびのび生きている人生があったことを教えられて、今の自分はまちがっていたのか?と。

誰にでもありますよね。人生の分岐点。

あの時あの選択はあっていたのか。

私の、大好きな漫画、成田美奈子先生もアレキサンドライトでこの件に触れています。

主人公のアレクが、空手をやって戦っているとき、勝ったときは自分の選択は間違っていなかったと思うけど、負けたときは。。勝ったときも負けた相手は自分が選択しなかった自分の人生。そんな風に考えてしまうといっています。

人生は、選択の繰り返しです。間違えることもあるかもしれませんが、誰に決められるでもなく、自分で決めた選択なら、それは間違いではないのではないでしょうか?といったお話です。

ミスチルのanyが大好きなのですが、

「今僕がいつ場所が、望んだものと違っても、間違いじゃない、いつも答えはひとつじゃない」

と言っています。この歌詞が大好きです。

ボーカルの櫻井さんは、この歌詞を書いたとき、ちょうど病気をしていたあたりだったらしく、どんな思い出この歌詞がでてきたのか。

この歌詞は、私の人生のテーマのような歌詞です。

答えはひとつじゃない。間違いではない。

星屑パズルはいろいろなところがわからないことだらけのまま終わっています。が、主人公はパラレルワールドとは違うけれども今の自分を変えたというような描写で終わっています。

私も、パラレルワールドの自分にあってみたいものです。

どちらもお勧めのお話なので、ぜひご一読を!

画像をクリックするとアマゾンにとんでほかのかたのレビューを見ることができます。

こんなに素敵な作家さんだけどレビュー書く人ほとんどいないんだよね~。残念。

タイトルとURLをコピーしました