実写版ゴーストインザシェル 4DX 行ってきました~

映画
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久しぶりに、4DXにいってきました。

案の定というか、またまた吹き替えオンリーの上映だったので、選択の余地がなく。

でも、今回はアニメ版の声優さんが起用されているという事で、全然OK。

 

期待値をあげすぎるとがっかり感が激しいので、そこそこ抑え気味の期待感でいってまいりました。

 

 

 

予告をみても、期待値は高まるし、レビューをみていても

 

「ドラゴンボールの実写とは違うぜ!」

などなど、評価もなかなかいい感じ。

 

映画をみるのが待ち遠しい感覚は久しぶりだったかも。

 

実は、攻殻機動隊はずっと気になっていたけど、全くみたことがなく。

素子さんが飛ぶあの有名なシーンとかもろもろのビジョンはあったのですが、とりあえず、全くの知識なしで見に行きました。

 

もう、かっこいい~の一言に尽きます。

 

こういう近未来の世界観を映像でみるのってすごく楽しいので、世界観がたまらない!

 

かっこいい~。

 

とにかくかっこいい。

 

原作などをみていないので、あまり語れないのですが、原作愛だと思いました。

 

今の映像技術って本当にすごい。

 

しかも、全体的に緑がかったというか青みがかった感じのイメージがアニメのイメージにあったのですが、それも感じがでていたし。

 

こんな感じ。

 

話の内容も面白かった~。

 

いろいろ????な、部分はあったけれど。

 

押井さんだったか原作の士郎さんだったかがおっしゃっていたけど、根底にあるのはデジタルの推奨とかデジタルがすごく好きとかではなくて

「人」

というものだとおっしゃっていた記事をみかけて。

 

このお話は何をもって

「人」

とするのか。

器的な身体がかわっても記憶、魂、ゴーストそれらをして人と呼ぶのか。

でも、記憶も操作されていて記憶が決めるわけでもない。

1995年のアニメ映画版は、人はただ記憶によって個人たりえると主張した。実写版はアニメ映画版の筋書きにほぼ従う一方で、異なった解釈をする。個人を定義するのは記憶ではない、とミラは言う。「私たちはまるで記憶が自分を定義するかのように振る舞うが、私たちは私たちが何を成すかで定義される」と訴えている。

原作に忠実ではないし、理解に苦しむ。

人間の意識、人類さえも、本質的には「情報」であるという士郞のもう一つの重要なアイデアも実写版では疎かにされている。アニメ映画版では、意識が機械の体「シェル」を離れ、「万物の一部」になる可能性を描いているが、実写版ではこうした魂同士の融合や魂とインターネットの融合には遠回しに触れるにとどまった。

なかなか難しいテーマを取り入れていらっしゃいますよね。

 

私は最新の技術や、テクノロジー、デジタル、とっても大好きで他の女子より詳しい方なので、デジタル好きと思われてるけど、

やっぱりアナログや職人芸など人間くさいものをもとめてやみません。

 

結構最新の技術やデジタルを駆使する人たちの方が案外、アナログやなんていうのか、人でしかできないことを愛おしく思っているような気がします。

人の温度が感じられない物はしょせん、ツールや便利なものとしてつかいこなしているだけで、人が感じられるものってすばらしい。

 

なんか、うまくいえませんが・・・・。

 

 

でも、ゴーストインザシェルはとにかく、みていてわくわくしたし、かっこよかったな~。

こういう世界がきてほしいわけではないけど。

 

もう一つのテーマは、素子の

「孤独」

ですね。

 

自分と同じ存在がこの世にはまだいない。

だから理解しあえるものがいない。

 

これって本当に、ものすごい孤独ですよね。

 

やっぱり、人と違ってもいい、個性は魅力。横並びになる必要はない

とはいっても、誰から感覚などを共有できた時ってうれしいものです。

そういった感情を誰とも共有できない、しょせん私は違うというのは本当にとてつもない孤独なんだと思います。

 

とにかく、いろんな意味ですっごく楽しい時間をすごしました。

 

ホワイトウォッシングなどでいろいろ問題にもなっていますが、

私はアメリカ(中国も出資してるっぽい?)が制作したんだから、自国の方が主人公になるのは特に違和感ないですし、ビジュアル的に髪の色などもよせてきていたので、全然OKだと思うのですが。

※ホワイトウォッシング

アメリカ合衆国の映画業界で白人以外の役柄に白人俳優が配役されること。映画黎明期より度々白人俳優が白人以外の役に配役されてきており、映画の歴史と共にある。日系アメリカ人活動家のガイ・アオキは「アフリカ系アメリカ人がホワイトウォッシングの対象であるのと同様にアジア系民族も経験している」と語った[1]。ネイティヴ・アメリカンにも同様のことがいえる[2]

実写版を制作して下さったスタックの方々には本当に感謝感謝です。

 

あっ!4DXでみる価値があるかどうかという点においてはですね~。

付加価値という意味ではいいのではないでしょうか。

個人的に自宅では味わえない体験を映画館でしたいな~というのがあって、せっかく映画館でみるのなら、自宅ではできないことをと思っているので私は4DX好きですが。

2Dとかでも全然楽しめる映画だと思います。

ただ、きっと自宅で普通にみるよりは断然、映画館でみるのがわくわくする映画ではないかと思います。

 

AKIRAもこのくらいのクオリティでつくってくれないかな~。

 

かっこいいだろうな~。

 

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