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敦君の入社試験の前話と、社長と乱歩くんの出会い編?です。
この小説、なにがよかったって、文ストファンとしてはいろいろよかったのですが、
死んだ織田作の若いころがちょこっとでてきていたことです!
もう、織田作はでてこないと思っていたけどこんなところに!です。
いや~、ほんと、黒の時代よかったわ~。織田作。
アニメ版からはいっているのですが、もう、声優さんも豪華ですよね。
イケボパラダイス。
福沢さんと接触して福沢さんのことを気に入ってる節があるし、夏目漱石さんとの接触で人生かえてるのに
何故に、森鴎外のところへいってしまったのか。
武装探偵社にはいっていれば太宰と組んで今も生きているかもしれないのに。
なぜにポートマフィアにいったのだろう。
孤高の一匹オオカミだったぽいのに。このお話の中じゃ。
きっと織田作人気が高まれば小説で書いてくれるであろうという事を期待して。
敦君の入社試験の前話は短編的にはいっていて、これはこれで探偵社のコメディタッチな感じで面白く読めました。
国木田さんがあいもかわらずかわいそうですが。
探偵社設立秘話、おもしろかったな~。
本編ではあまりでてこない社長の若かりし頃、かっこよかったです。
でも、やっぱりなんといっても
「ぼくがよければすべてよし」
まるで、ジャイアンの様な乱歩さん。
両親にさきだたれ、あまりに才能が突出しすぎるが故の孤独が社長にあったことによってうめられていく感がすごくよかったです。
本編の方で社長が
「褒めてやる」
といったときに目の色がかわってうれしそうだったののルーツはここらへんにあるのかと思われました。
またに、
「おやじにもぶたれたことないのに」
のショック療法?
恋愛ものの運命の出会いも、女子なので、とっても好きなのですが、
人生を変える出逢いの運命の出会いのお話ってもっと面白い。
どこかにいるんですよね。肉親以外で自分を必要としてくれているだれかと、自分が必要とする誰か。
アッシュとエイジの様に。(最近バナナフィッシュを再読したもので(笑))
楽しい娯楽に出会えると、その制作にかかわってくれた人々に本当に感謝したくなる今日この頃です。
ありがとうございます。この世に娯楽を生み出してくれて。
私も誰かに、娯楽を提供できる人間になりたいものです。