海街ダイアリーの試写会にいってきました~。
もともと吉田秋生さんの作品が大好きで、BANANA FISH以降、ずっと買い続けているのでとっても楽しみに
原作を読んでいるものとしての実写化が決まったときの感想は
キャストがちょっとちが~う。
とは思いました。
まず、長女「幸」:綾瀬はるかさん。
違う。。。。もっとこう、勝気な感じのはきはきっとしたイメージだったし、髪型もそのままロングだし・・・・
次女「佳乃」:長澤まさみさん
4姉妹のなかでは、一番、しっくりきました。
3女「千佳」:夏帆さん
ボンバーヘッドじゃないんだけど・・・・。ま、初期のときはお団子だったしね。でも、なんか違う。
そして異母妹のすず:広瀬すずさん
はじめにキャスト見た時だれこれ?って思ってたら、気が付いたらすごく有名になってました。学校のカイダンで主演とかもされてて。
まあ、すずに関しては正直よくわからなかったです。
そして脇を固めてくれる方々。
大御所女優が!これに加えて、きききりんさんです。豪華すぎます。
脇を固めてくれる方々はとくに違和感なかったのですが、
朋章だけは・・・・・・
絶対違う。
元祖吉田秋生作品のイケメンくんの顔なので
実写は誰がやっても無理です!
昔、夜叉という原作のドラマ化で伊藤英明さんが、朋章的な顔立ちの主人公の役を演じてましたがこれまた違う。
ま、仕方ないですよね・・・・
で、肝心の試写会の感想。
とってもよかったです。
ところどころ、心がジーンとなるシーンなどもあり、涙が頬を伝う事が何度かありました。
基本的には原作の前半部分にすごく忠実につくってあったと思います。
またしても朋章の話になりますが、彼については、前作のラバーズキッスとのからみがあるので、そこまでクローズアップするわけにいかず、ただの、ヒモ男風になってしまっていたのは残念ですが、朋章君は母親から恋愛感情をもたれてしまっているという複雑な男の子。
ま、話の本編にはまったく関係ないので、触れる必要もないかもしれませんが・・・・
朋章くんに関してはかなり消化不良でした。
でも、他、4姉妹。思った以上に好演だったと思います。
綾瀬はるかさんも、干物女感をまったくださず、天然キャラもださず、しっかりものの長女を演じてくれていました。
夏帆さんもとってもキュートに自由奔放な感じの3女を演じていましたし、すずも、早く大人にならなければならなかった幼い子をうまく演じていたと思います。
そして、なんといっても長澤まさみさん。
これまで、これ!といったはまり役だな~と思う事がいままでなかったのですが、佳乃役、むちゃくちゃあってたと思います。
そして、惜しげもなくだしてくる脚線美!試写会のはがきが送られてきた時点の写真から、脚線美が光ってました。
これなんですけど。
もう、喪服着てようが家でくつろいでようが、スーツ着てようが、スタイルの良さがにじみ出てにじみ出て。
すっごく素敵でした。
それだけでも、みてて楽しかった~。
そして、食事のシーン。
みんなでそろって食卓を囲むことが多いのですが、
いずまいただしく食している姿がなんとおいしそうな風景にみえること。
でてくる食事食事おはぎ、そば、梅酒、しらす丼、しらすトースト、アジのフライ。
どれもおいしそうでした。
ダイエット中の私は、くそっ是枝監督め!
と思っておりましたよ。
残念だったのは、どーしても4姉妹それぞれのお話をいれこむので、仕方ないのですが、すずの話など、けっこうはしょられてた。裕也くんの話がはしょられて、登場もしてこなかったのは残念でした。海猫食堂のおばさんのお話も、遺産を残された側の気持ちなどの話もすごくよかったと思うので、それがはしょられてたのも残念。少し触れてましたが。
ま、仕方ないですよね。どこまで盛り込むの?とは思いましたから。
そして、鈴木亮平くん。
出番、少なすぎ!
あんな出番で、鈴木君を使う意味ってあったの?というくらい少なかったです。
もしかして、続編を踏まえてのキャスティング?
というわけで続編希望します。
でも、すずちゃん、大きくなっちゃうよね。きっと。